コメント

竹内優菜(LADIES 優勝)
「今シーズン3戦目で、ようやく勝つことができました。レース終盤、畑尾(樹璃)選手が迫ってきていることは分かっていましたが、最終コーナー手前のフープスまで抑えることができれば勝てると思って、そこまではコーナーのイン側をしっかり守る走りに徹しました。とはいえ、今回のコースはクラッシュが多かったことから、トップに立ってから最終ラップまではかなり安全マージンを確保した走りだったので、結果的には前の周よりもラップタイムが2秒以上も上がりました。今シーズンは、自分のライバルになる選手はいないと思っているので、スポーツランドSUGOで開催される次戦は、接戦ではなく独走での優勝を狙っていきます」

畑尾樹璃(LADIES 2位)
「土曜日の練習走行や予選から調子がよく、決勝もそのまま勝てるかと思ったら、スタートで失敗して出遅れてしまいました。それでも混戦の中でなんとか追い上げられ、2番手に浮上してから徐々に竹内選手との差が詰まってきたので、逆転できると思いました。しかし、サインボードで残り周回数を計算してラスト2周あると思っていたところ、実際には1周になってしまいました。最終ラップに竹内選手の背後につけましたが、もう少し早くペースアップして、勝負ポイントを探る時間をつかめれば勝てるレースだったと思うので、とても悔しいです。反省点はたくさんありますが、とにかく次戦でリベンジを果たしたいです」

清水夕稀(LADIES 6位)
「全日本選手権は小学校6年生のときからスポット参戦していて、中学2年生になった昨年からフル参戦したのですが、シングルフィニッシュするのは今回が初めてなので、とてもうれしく思っています。スタートで前の方にいられたので、とにかく全力で、抜かれても食らいつくつもりで走りました。前戦で優勝した川井麻央選手(T.E.SPORT)とは同学年で、負けたくないライダーの一人なのですが、ラストラップに後ろを振り返ったら川井選手がいて、最後の力を振り絞ってポジションを守りました。初めての上位フィニッシュで、違う世界が少し見られた気がしています。次の目標はまた入賞。一つずつでもベストリザルトを上げていきたいです」