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インディカー・シリーズとは何か?
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 「インディカー・シリーズとは何か?」という問いに答えるためには、アメリカ自動車レース史について簡単におさらいをするのが一番てっとりばやい。
 アメリカで最も重要な自動車レースがインディアナポリス500(通称:インディ500)であるということは子どもでも知っている。90年以上も前の1911年に始まったインディ500は、アメリカ自動車文化のみならず、アメリカ社会を構成する要素のひとつであるといっても差しつかえない。
 マーケティングの巧みさと、スリリングなレース展開、最近のオシャレな雰囲気がうまく作用しあって、NASCARのデイトナ500ストックカー・レースも人気が非常に高いが、それでもインディ500の凄さには遠く及ばない。自動車レースに関心のない人や、普段TVで自動車レースを観ない人でも、インディ500だけは観るという人も多い。
 そのとてつもない人気は、過去何十年間もインディアナポリスで開催されるこのレースが、単独イベントとしては全米のどのイベントよりも多くの観衆を集めるという事実ひとつとってみてもご理解いただけるはすだ。
 アメリカ人にとってのインディ500は、フランス人にとってのル・マン24時間レースに匹敵する。いやそれ以上かもしれない。「世界でもっとも重要なレースを3つ挙げれば?」という質問に故エンゾ・フェラーリは「モナコ・グランプリ、ル・マン24時間レース、そしてインディ500である」と答えた。

 長年にわたり、インディ500はUSAC(United States Auto Club)が運営していた。そしてそれよりもっと重要なことは、その開催場所であるインディアナポリス・モーター・スピードウェイ(Indianapolis Motor Speedway:IMS)のオーナーが、インディアナ州テラ・ホーテ出身のトニー・ファミリーであるという事実。
 1945年にトニー・ハルマンが、有名なレースドライバーで第1次世界大戦のエースパイロットでもあったエディ・リッケンバッカーから譲り受けて以来、ずっとIMSを所有、経営しているのだ。そして1989年、IMSはトニー・ハルマンの孫、トニー・ジョージを社長に指名する。

 インディ500のみならず、ウィスコンシンのミルウォーキーや、ペンシルバニアのナザレス、オレゴンのポートランドといった有名なサーキットで行なわれるレーシング・イベントは、長年USACによって円満に運営されてきていたが、1980年、インディカー・レース・チームのオーナーが集まってCART(Championship Auto Racing Teams)という組織を結成し、各地のレース・イベントを牛耳り始めた。
 そのCARTの支配に真っ向から対抗するかたちで、トニー・ジョージは、90年代初めにIRL(Indianapolis Racing League)という独自のレース・シリーズを始める。彼の主張は、CARTが、オーバルコースでのみ行なわれていたインディカー・シリーズの原点から、あまりにもかけ離れすぎてしまったというものだった。さらにトニー・ジョージは、ターボチャージャー付きのオープンホイール・マシーンを使ってレースをするCARTシリーズはお金がかかりすぎると批判した。

 
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