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お知らせ

2011 MFJ国内競技規則変更点 <国内モトクロス仕様>

2011年のMFJ国内競技規則のレギュレーション改訂に伴い、変更箇所をご案内をいたします。下記をお読みください。
尚、規則詳細については「2011 MFJ国内競技規則」をお読みください。

<付則18>
国内モトクロスの仕様

3 : 車両重量

3-1
各クラスの最低車両重量は半乾燥重量で下記のとおりとする。

クラス エンジン排気量 最低車両重量 (半乾燥)
65cc・85cc 2ストローク51〜65cc 55kg
85cc 2ストローク66〜85cc 65kg
4ストローク85〜150cc 73kg
2 2ストローク100〜125cc 88kg
4ストローク175〜250cc
1 2ストローク175〜250cc 98kg
4ストローク290〜450cc

4 : 音量

4-1
すべての車両の音量測定は、FIMが導入した新方式「2mMAX」または「固定回転数方式」のいずれかで測定される。また測定対象車両の年式、排気量により、以下の測定方式で行うこともできる。
※全日本選手権シリーズは2012年より2mMAX方式の全面適用を予定とするが、2011年6月〜7月のモトクロス委員会にて決定し、公示する。

計測方式 対象車両
2mMAX方式 2011年式以降の車両 (4ストローク車両)
固定回転数方式 2010年式以前の車両 (4ストローク車両)、
2ストローク車両、150cc以下の4ストローク車両
※測定手順については、モトクロス基本仕様「5 音量規制」 (234頁) を参照

4-2
最大音量は115dB/Aとする。

4-3
固定回転数方式

4-3-1
4ストローク車両 : ピストンスピード11m/secで測って、94dB/Aまでとする。

4-3-2
2ストローク車両 : ピストンスピード13m/secで測って、96dB/Aまでとする。

4-3-3
レース終了後は1dB/Aの許容誤差が認められる。

4-3-4
音量測定は下記固定数を使用することもできる。

4-3-5
エンジン型式および排気量ごとに、エンジンストロークはほぼ同等と見なされるので、測定は下記固定回転数にて実施することもできる。

85ccまで 8,000 rpm
85ccを超え125ccまで 7,000 rpm
85ccを超え150ccまで (4ストローク) 6,000 rpm
125ccを超え250ccまで 5,000 rpm
250ccを超え500ccまで 4,500 rpm
500cc以上 4,000 rpm
※測定手順については、モトクロス基本仕様「5 音量規制」 (234頁) を参照 お知らせへ戻る