2011 MFJ国内競技規則<ロードレース競技規則>
2011年のMFJ国内競技規則のロードレースレギュレーション改訂に伴い、変更箇所をご案内をいたします。下記をお読みください。
尚、規則詳細については「2011 MFJ国内競技規則」をお読みください。
<付則4>
ロードレース競技規則
3 : 競技会と開催クラス
競技会と開催クラスは下記とする。
1) チャレンジカップ選手権の廃止に伴い、地方選手権は、国際ライセンス所持者の参加する「インター(Int)クラス」と国内ライセンス所持者の「ナショナル(Nat)クラス」に区分される。
2) 国内ライセンスから国際ライセンスへの昇格は、地方選手権ナショナル(Nat)クラスが対象となる。
出場可能ライセンス | 大会格式 | 昇格ポイント対象種目 | 自動昇格対象外クラス | その他承認レース (特別昇格申請可能) |
---|---|---|---|---|
自動昇格 | (特別昇格申請可能) | |||
国際ライセンス | 全日本選手権 | J-GP3、J-GP2、ST600、JSB1000、GP-MONO | プロダクション、シングル、ツイン、S80の承認ロードレースカテゴリー | |
国際ライセンス | 地方選手権インタークラス(Int) | Int J-GP3、Int ST600、Int JSB1000 | ||
国内ライセンス | 地方選手権ナショナルクラス(Nat) | Nat J-GP3、Nat ST600、Nat JSB1000 | ST250F | |
フレッシュマンライセンス | Nat J-GP3、Nat ST600、ST250Fなど | |||
ジュニアライセンス | Nat J-GP3、ST250F |
6 : 出場申し込み
6-2-1
各部門とも所定の申し込み書に必要事項をすべて記入し、出場料およびMFJスポーツ傷害基金掛金 (平成23年4月1日以降は、スポーツ安全保険移行のため掛金不要) を添えて大会事務局に提出しなければならない。
7 : 参加受理
7-1
必要事項を記入した出場申し込み書、出場料及びMFJスポーツ傷害基金掛金 (平成23年4月1日以降は、スポーツ安全保険移行のため不要) を大会事務局が受理した者のみに対し、参加受理書が発送される。
7-2
いったん受理された出場料、MFJスポーツ傷害基金掛金 (平成23年4月1日以降は、スポーツ安全保険移行のため不要) は下記7-3の場合を除き、いかなる理由があっても返却されない。公式予選を通過しなかった者も同様とする。
7-3
大会が取り止めになった場合、また参加申請が拒否された場合のみ出場料、MFJスポーツ傷害基金掛金 (平成23年4月1日以降は、スポーツ安全保険移行のため不要)が返却される (申し込み者が必要な手続きを怠った場合は、返却されない)。
8 : ナンバープレート
8-1
JSB1000、ST600、J-GP2クラスは、モーターサイクルのフロントとシートカウルの両サイドまたは、シートカウル上部で数字の上部をライダーの方向に向けるゼッケンナンバーの装着が認められる。
8-10
ナンバープレートの地色及び数字の色は下記のとおりとする (蛍光色は禁止)。
ナンバープレートの地色は、単色でなければならない。
J-GP3 | 黒地に白文字 (2スト車両) | 赤地に白文字 (4スト車両) |
J-GP2 | 緑地に白文字 | STクラス 白地に黒文字 |
JSB1000クラス | 黄地に黒文字 | GP-MONO 赤字に白文字 |
10 : ライダーの装備
10-2-1-7
レーシングスーツに脊柱プロテクションが装備されていない場合、別体の脊柱プロテクションの装着が義務付けられる。
脊柱プロテクションの外側は硬質の樹脂製で内側は衝撃緩衝の素材でなければならない。
脊柱プロテクションは後背部の頸の付け根から腰、幅は脊柱を中心に全幅最低150mmの範囲を覆うものでなければならない。
10-2-1-8
胸部を保護するプロテクションの装着が義務付けられる。
胸部プロテクションは衝撃緩衡効果のある素材でなければならない。
胸部プロテクションの保護範囲は、心臓/肺への衝撃を緩衝する形状でなければならない。
15 : 公式予選
15-2-3
・地方選手権以下 : トップタイムの120%以内
17 : スタート方法
17-4-4
サイティングラップ開始
サイティングラップは、1周とする。
サイティングラップ開始後のグリッドとピットロードにおいては、余熱以外のタイヤウォーマーの使用は禁止される。
グリッド上での給油は禁止される。
ただし、全日本選手権は、グリッド上でタイヤウォーマーのためのジェネレーターを使用しても良い。マシン1台につき1台のジェネレーターとする。
そのジェネレーターは、持ち運び可能なハンディタイプとし、車両の後方に置かれなければならない。
24 : 赤旗中断されたレースの再スタート
24-1-8
スタートの手順は通常にサイティングラップから始められ、再スタート可能な選手が、スターティンググリッドについたことが確認された段階で、「ウォームアップラップ開始1分前もしくは30秒前ボード」が提示され、エンジンの停止を省略する場合がある。
27 : 優勝者、順位、完走者および得点 (ポイント)
27-1-2
写真判定が用いられる場合には、勝者の決定はフロントタイヤの先端がフィニッシュラインを通過した順とする。同時の場合、レース中のベストラップタイムによって順位が決定される。
29 : レースおよび大会の延期・中止等
29-2
レースまたは大会が参加申し込み後に中止された場合、参加者が支払った出場料、MFJスポーツ傷害基金掛金 (平成23年4月1日以降は、スポーツ安全保険移行のため掛金の返却はない) は返還されるが、他の一切の損害賠償を主催者に請求することはできない。
- 2011年度 MFJ国内競技規則変更点
- ロードレース競技規則
- 全日本ロードレース選手権大会特別規則
- GPフォーミュラ技術仕様
- JSB1000技術仕様
- ST600技術仕様
- GP-MONO技術仕様
- ST250F技術仕様
- モトクロス競技規則
- 全日本モトクロス選手権大会特別規則
- モトクロス基本仕様
- 国内モトクロスの仕様
- トライアル競技規則
- 全日本トライアル選手権大会特別規則
- トライアル基本仕様