2013年10月13日(日)
決勝
会場:セパン・サーキット
天候:晴れ
気温:31℃
コースコンディション:ドライ
FP1 | FP2 | FP3 | FP4 | QP | Race | Standing | |
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ダニ・ペドロサ | 1st | 1st | 1st | 4th | 5th | 1st | 3rd |
マルク・マルケス | 2nd | 2nd | 7th | 1st | 1st | 2nd | 1st |
第15戦マレーシアGP決勝は、予選5番手から決勝に挑んだダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が、好スタートからすばらしいペースでラップを刻み、優勝しました。序盤に2番手を走行したペドロサは、5周目にトップに立つと、それから快調にラップを重ね、20周のレースで真っ先にチェッカーを受けました。
これでペドロサは、第4戦フランスGP以来、11戦ぶりの優勝を果たし、マレーシアGP2連覇を達成しました。不安定な天候となった予選は、前戦アラゴンGPでの転倒で腰を痛めていることから、リスクを負わない走りで5番手。しかし、決勝に向けてのロングランのアベレージは、十分に優勝を狙えるもので、決勝では、その走りを見事に再現することに成功しました。
今季8度目のポールポジションを獲得したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は2位でフィニッシュしました。序盤は、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)、ペドロサに続いて3番手。その後、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)に抜かれて4番手にポジションを落としますが、すかさず抜き返し、さらにロレンソを追走。9周目にロレンソを抜いて2番手に浮上します。そこから、トップのペドロサを追いますが、ロレンソとのバトルでのタイムロスが影響し、届きませんでした。これでマルケスは、15戦で14度の表彰台を獲得。ルーキーの表彰台記録を、またも更新しました。
総合ポイントでは、トップのマルケスが、2位のロレンソに43点差、3位のペドロサと54点差となり、3戦を残し、念願のタイトルに王手をかけました。
Repsol Honda Teamの両選手がそろって表彰台に立つのは今季9度目。そして、5度目の1-2フィニッシュとなりました。
ダニ・ペドロサ(MotoGP 優勝)
「優勝することができて、とてもうれしいです。今日は特別な一日になりました。レベルの高い走りができ、最高の気分です。アラゴンGPのあとは、動くのも大変でしたので、とてもうれしい優勝になりました。チームに感謝したいです。アラゴンのことは残念です。いいペースがありました。ここと同じように、優勝のチャンスがありました。しかし、後ろを向いているわけにはいきません。残りのレースに向けて、引き続きがんばって、いいフォームをキープしなければなりません」
マルク・マルケス(MotoGP 2位)
「この20ポイントはとても重要ですし、今日のレースにはとても満足しています。ホルヘ(ロレンソ)とは楽しいバトルをすることができました。しかし同時に、ダニがギャップを広げていくのも見えていました。ホルヘをオーバーテイクしたあと、ダニに追いつこうとしましたが、あまりにリスクが大きすぎるのでやめました。それからは、ホルヘを抑えることに集中しようと決めました。今大会の目標は、彼の前でフィニッシュすることでした。目標を達成できてとてもうれしいです」
2013.10.13
Pedrosa leads home fantastic Repsol Honda 1-2
Dani Pedrosa has taken back-to-back wins in the Malaysian Grand Prix after an emphatic win with teammate, and Championship Leader, Marc Marquez in 2nd, celebrating the team's fifth 1-2 finish of the season.