Portugal Portugal
  QatarGP
  FP1 FP2 FP3 QP Race Standing
ケーシー・ストーナー 4th 1st 2nd 1st - -
ダニ・ペドロサ 8th 4th 1st 2nd - -
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第3戦ポルトガルGPの予選は、終日、青空の広がる絶好のコンディションの中で行われました。午後になってやや雲が多くなりましたが、ウエットコンディションを予想していた選手たちにとっては、うれしい一日となり、初日トップタイムのケーシー・ストーナー(Repsol Honda Team)が快調にラップを刻み、今季初ポールポジションを獲得しました。

今大会のストーナーは、走り出しから順調でした。午後の予選では、セッティングが完ぺきではありませんでしたが、それでもトップタイムをマークしました。決勝に向けてセッティングを修正すれば、さらにアベレージを上げられるだけに、前戦スペインGPからの連勝に大きく前進しました。最高峰クラスでは、まだ勝利のないエストリル。スペインGP初制覇に続いて、ポルトガルGPの初優勝に闘志を燃やしています。

ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)も好調な2日間となりました。路面コンディションが不安定だった初日は、慎重な走りで4番手。青空が広がった2日目のフリー走行ではトップタイムをマーク。予選では、PP獲得を期待させるアタック中にクリアラップが取れず、悔しい2番手となりました。昨年の大会で優勝しているペドロサ。今年も順調にセットアップを進めることに成功しました。PPを逃した予選の悔しさを、決勝にぶつける意気込みで、チームメート同士の優勝争いが期待されます。

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ケーシー・ストーナー(MotoGP ポールポジション)
「全体的にいい一日でした。ポールポジションを獲得できてとてもうれしいです。FP3はとてもよくて、セットアップに進展がありました。フロントの感触がよくて、気持ちよく曲がれました。予選では、もう少しよくしようとしましたが、いい部分を出すことができませんでした。リアの感触は少しよくなったのですが、思ったような旋回性にすることができませんでした。今日はポールポジションを獲得できるとは思っていませんでした。でも、赤旗が出て、残り10分でコースに出たときに、PPタイムをマークすることができました。今回はすべてのセッションでまずまずの内容でした。今のレースペースでも自信はありますが、ウオームアップで、どのセットアップの方向性でいくか考えなければなりません。決勝には、ベストセッティングで挑みたいです。コーリン(エドワーズ、SUTER)がセッション中のアクシデントで鎖骨を骨折したのは残念でした」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 2番手)
「予選ではいい仕事ができたと思います。いろいろな問題がありましたが、そのあと、フロントローを獲得するタイムをマークできたのはすばらしいことです。マシンに少し問題があって、たくさん周回することができませんでした。まずブレーキに問題があって、その次に電子制御です。そして、最後は感触はよかったのですが、赤旗が出たのでまたストップしなければなりませんでした。正直、セッション最後のアタックで、ポールポジションを獲得できたかもしれないと思います。でも、渋滞していて0.013秒及びませんでした。明日のレースは路面コンディションがよくないので、厳しいレースになると思います。グリップもあまりよくないので、タイヤもたくさんスピンするはずです。決勝に向けて、もう少しセットアップをよくして、レースではベストを尽くしたいです」

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2011.05.05
Maiden 2012 pole for Stoner with Pedrosa in second Casey Stoner took his first pole position of the season with Dani Pedrosa in second just 0.013 off his team mate in a dramatic qualifying practice session...

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