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  QatarGP
  FP1 FP2 FP3 QP Race Standing
ケーシー・ストーナー 4th 1st - - - -
ダニ・ペドロサ 8th 4th - - - -
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第3戦ポルトガルGPのフリー走行1日目は、先週のスペインGPで今季初優勝を達成したケーシー・ストーナー(Repsol Honda Team)がトップタイムをマーク、好調なスタートを切りました。午前中1回目の走行は、朝方まで降った雨の影響で、ところどころにウエットパッチが残る微妙なコンディション。そのため、このセッションの走行を見送る選手たちもいましたが、ストーナーは6ラップをこなし、マシンの確認を行いました。そして、ほぼドライコンディションとなった午後のセッションでは、コースインするごとに順調にタイムを短縮しました。250cc時代の2005年に優勝して以来、エストリルでは優勝のないストーナーですが、前戦スペインGPの好調をキープ、今季2勝目に向けて絶好のスタートを切りました。

今年は路面の一部分が改修されました。しかし、改修された新しいアスファルト部分のコンディションがつかみにくく、選手たちは苦労しました。昨年の大会で優勝を達成、ポルトガルGP2連覇と今季初優勝に闘志を燃やすダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、終日、微妙な路面コンディションの中で、手探りの走行となりました。午前中は、わずか5ラップ。午後のセッションでは、19ラップと積極的に周回をこなしますが、濡れているセクションでラインを変えるなど慎重な走りとなり、4番手で初日を終えました。

この日は、路面コンディションが難しかったこともあり、トップのストーナーから1秒差以内に9台がひしめき合う混戦となりました。予選では2人のますますの活躍が期待されます。

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ケーシー・ストーナー(MotoGP 1番手)
「午前中はマシンの確認で数周走りましたが、すべうまく機能していました。先週のヘレスと同じようなコンディションだったので、ウエットパッチがどこにあるのか、どこに残るのか見たかったです。そして午後のセッションも、残念ながら完全に乾いていない部分がありました。でも、なんとかいいタイムを出することができました。今の時点で、マシンはいい感じです。今日走ったことでセッティングの方向性が見えてきました」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 4番手)
「先週のヘレスと同じようなコンディションでした。最初のセッションはほとんど走ることができなかったし、午後も路面コンディションがあまりよくありませんでした。とても滑りやすく、フロントもリアもグリップがありませんでした。タイヤが常にスライドしていたので、マシンからのフィードバックを得るのも難しかったです。新しいアスファルト部分に水が残り、ラインを変える必要もありました。これ以上雨が降らなければいいと思います。そしてこの部分を何らかの方法で乾かすことができないかなと思います。特に最終コーナーはとても濡れていました。天候が回復し、グリップレベルがよくなれば、サスペンションのセットアップに取り組みたいです」

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2012.04.05
Stoner fastest on first day in Portugal The Grand Prix of Portugal, third round of the 2012 MotoGP World Championship, began today at the Estoril circuit with Repsol Honda's Casey Stoner on top of the time sheets (1'38.396).

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