2011年00月00日(金)
1日目フリー走行
会場:ミサノ・サーキット
天候:晴れ/曇り
気温:30℃
FP1 | FP2 | FP3 | QP | Race | Standing | |
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ダニ・ペドロサ | - | - | - | - | - | - |
アンドレア・ドヴィツィオーゾ | - | - | - | - | - | - |
ケーシー・ストーナー | - | - | - | - | - | - |
インディアナポリスGPからの連戦となる第13戦サンマリノGPは、午前中に行われた1回目のフリー走行で、ケーシー・ストーナー(Repsol Honda Team)がトップタイムをマークしました。以下、ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が3番手、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Repsol Honda Team)が4番手、マルコ・シモンチェリ(Team San Carlo Honda Gresini)が5番手と、Honda勢は好調なスタートを切りました。午後2回目のセッションでも、ストーナーが2番手、ペドロサ3番手、シモンチェリ4番手、ドヴィツィオーゾ6番手と、タイムが接近する中で上位に名前を連ねました。
3連勝中のストーナーは、午前中の走行でトップタイムをマークして好調ぶりをアピールしました。午後の走行では、早くも決勝を想定したロングランを行いました。この走行でいくつかの問題点が浮上しました。2日目はその問題を解決することに取り組みます。前戦のインディアナポリスGPではライバルを圧倒する快走を見せたストーナー。今大会は自身初の4連勝を目指して気合満点。今季8勝目の期待も膨らむスタートとなりました。
サンマリノGP2連覇を狙うペドロサも、フロントの安定性とリアのトラクション不足という課題を残しましたが、優勝を狙える状態で初日を終えました。2日目のセットアップが決勝レースの結果に影響しますので、ストーナーとともにセットアップに全力を注ぐことになります。ペドロサは昨年、ポール・トゥ・ウインを達成しています。昨年のPPタイムにまだ届いてはいませんが、2日目の予選では今季2回目のPPが期待されます。
前戦インディアナポリスGPでタイヤの消耗に苦戦し、12位と低迷したシモンチェリですが、今大会は好調なスタートを切りました。サンマリノGPが行われるミサノは、これまで得意とするサーキットではありませんでしたが、今大会の初日の快走で苦手意識を解消し、2日目は5戦ぶり7回目のフロントローを狙うことになります。
シモンチェリとともにホームGPに闘志を燃やすドヴィツィオーゾも、まずまずのスタートを切りました。午前中の走行では4番手。セットアップに取り組んだ2回目のセッションでは6番手とやや順位を落としましたが、2日目の予選では、今季2回目のフロントロー獲得に挑みます。
第7戦オランダGPで痛めた背中の負傷がほぼ完治し、攻めの走りができるようになった青山博一(Team San Carlo Honda Gresini)は、午前、午後と順調にタイムを短縮して9番手につけました。この日は、タイヤのテストを行いながら、前戦のインディアナポリスGPから取り組んでいる旋回性の向上と、リヤのグリップ向上に取り組みました。今年の課題は予選グリッドが悪いことですが、今大会の予選では今季初のシングルグリッドを狙います。
トニ・エリアス(LCR Honda MotoGP)は、初日17番手。2日目は、ポジションアップに全力を尽くします。
Moto2クラスは、ステファン・ブラドル(Viessman Kiefer Racing)がトップタイムをマークしました。2番手にはマルク・マルケス(Team CatalunyaCaixa Repsol)、3番手にアレックス・エスパルガロ(Pons HP40)と続き、チームのホームGPに闘志を燃やす高橋裕紀(Gresini Racing Moto2)は10番手。ケガで欠場のケナン・ソフォーグルの代役として出場した小山知良(Technomag-CIP)は、今季初のグランプリ出場ながら25番手とまずまずのスタートを切りました。
ケーシー・ストーナー(MotoGP 2番手)
「午前中の走行では、良いスタートが切れました。マシンの状態はよく、フィーリングもよかったです。午後はタイヤのテストを行い、ソフトタイヤでレースディスタンスを走りました。この走行では、いいデータが得られました。タイムも内容も悪くありませんでしたが、まだ十分ではありません。コーナーの立ち上がりで、マシンのフィーリングをもう少しよくする必要があります。今より旋回性をよくしてグリップを上げられれば、まだまだラップタイムを上げる自信があります。明日もセットアップに集中したいです」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 3番手)
「今朝はいいスタートが切れました。セッション開始からフィーリングは良かったです。ただ、午後の走行では思っていたほど前進することができませんでした。バウティスタ(スズキ)のエンジンが自分の前でブローしたので、路面のチェックのためにゆっくり数周周回しました。それが原因なのか、リズムが狂ってしまいタイムを上げられませんでした。ハードブレーキング時の安定性をよくするために、サスペンションを引き続き調整しなければいけません。明日もセットアップに集中したいと思っています。タイヤはソフトとハードを試しました。午後はハードだけを使いました。レースではどれがいいのかまだわかりません」
アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP 6番手)
「今日はセットアップに集中しました。午後の走行では、リアのセッティングを変えたのですが、思うような結果を出せませんでした。フロントとリアのピッチングを減らすようにしたいです。ここは低速サーキットですが、ハードブレーキングが必要ですし、立ち上がりのアクセレーションも重要になります。タイムをロスしているところを見つけたいと思います。今日はとても暑かったですが、路面コンディションはよかったと思います。タイヤは、ソフトとハードの両方で走りました。マシンの感触はよかったので、まず最初にやることはデータを見て、決勝に向けて一番いい方向性を判断することです。前のライダーたちとの差を縮める自信はあります」
2011.09.03
Repsol Honda on fire in hot Misano
The Repsol Honda Team began the Grand Prix of San Marino in good shape, only five days after racing in Indianapolis with a very different layout but similar weather conditions. .....