QatarGP
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  FP1 FP2 FP3 QP Race Standing
ダニ・ペドロサ 2nd - - - - -
アンドレア・ドヴィツィオーゾ 8th - - - - -
ケーシー・ストーナー 1st - - - - -
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ロードレース世界選手権(WGP)第1戦カタールGPが、17日、ロサイル・インターナショナル・サーキットで開幕。初日は1回目のフリー走行を行い、ケーシー・ストーナーがトップタイムをマーク、ダニ・ペドロサが2番手と、Repsol Honda Teamの2人が好スタートを切った。

大会直前の13、14日の2日間で行われたテストでライバルを圧倒したストーナーは、この日もセッション開始から快調にラップを刻んだ。最終的に、2番手につけたペドロサに0.610秒の大差をつける快走だった。2番手につけたペドロサは、リアタイヤに課題を抱え、合同テストでマークした1分55秒台に入れることができなかった。その原因をつきとめ、2回目、3回目のフリー走行が行われる2日目の走行に挑むことになる。

セッション序盤、ストーナー、ペドロサに続いて3番手につけていたアンドレア・ドヴィツィオーゾ(Repsol Honda Team)は、テストで出なかった跳ねの症状に悩んで8番手。

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ケーシー・ストーナー(MotoGP 1番手)
「今日は合同テストのセッティングでスタートした。テストのときより風は強かったが、路面コンディションはよくて、気持ちよく走ることができた。もう少し、コーナーの出口でリアのグリップを上げたい。マシンの仕上がりの状態は80%くらい。もう少しタイムを上げられる要素がある。セッティングは、なかなか完ぺきにならないものだが、今回はその部分を改善する自信がある。今日はセッションを通じてハードタイヤで走ったが、決勝レースを考えれば、いいことだと思う。いいシーズンのスタートを切ることができた。明日も気持ちを引き締めていきたい」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 2番手)
「今日はウインターテストで使ったのと同じリアタイヤで走行したが、どういうわけか問題を抱えてしまった。今日はセッションを通じてソフトで走った。テストのときと異なるのは、125ccとMoto2クラスが走った後にセッションがあったということだけ。それが原因なのかどうかは、45分間のセッションでは短すぎて分からなかったが、おそらく、タイヤに問題があったのかも知れない。決勝レースに向けて、明日と明後日のセッションが、うまくいくことを願っている」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP 8番手)
「今回は走行が4日間あり、タイヤの管理が重要になる。決勝では必ずソフトのリアタイヤが必要になるので、今日はハードだけを使った。今の最大の問題はブレーキを放したときのフロントの跳ねで、思い通りに攻められなかった。早急にこの問題を解決しなくてはならないが、今夜、データを解析すれば解決法が見つかると思う。ラップタイムには満足していないが、余裕もあるし改善できると確信している。また、今日、イタリアが統一150周年を迎えたことをとても誇りに思う。これを記念してヘルメットにステッカーを貼って走行した」

中本修平|HRCチーム代表
「初日としてはまずまずの滑り出しだった。しかし、ダニとアンドレアは、テストのときに出なかった問題が出た。ダニはリア、アンドレアは跳ねの問題を抱えた。どちらもテストでは出なかった問題だけに、原因を調べたい。ケーシーは問題なく順調にセットアップが進んでいる。全体的にはテストの延長線上にいるし、悪くない一日だった。明日も引き続き、マシンのセットアップに集中したい」

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2011.03.17
Strong first session for Repsol Honda Team in Qatar At 19h55 local time, the first session of the 2011 season started at the Losail International Circuit in Qatar.

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