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  FP1 FP2 QP Race Standing
アンドレア・ドヴィツィオーゾ 6th - - - (5th)
ダニ・ペドロサ RT - - - (2nd)
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日本、マレーシアと続いた3連戦最後の大会。第16戦オーストラリアGPのフリー走行は、前夜から降り続い雨の影響でコースの一部が冠水。その清掃作業のために2時間遅れでセッションが開始された。最高気温が10℃と寒く、フィリップアイランド特有の強風が吹き荒れて、選手たちを悩ませた。その中で、トップタイムはホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)。2番手にケーシー・ストーナー(ドゥカティ)。3番手にニッキー・ヘイデン(ドゥカティ)。今季初優勝を狙うアンドレア・ドヴィツィオーゾ(Repsol Honda Team)は、目まぐるしく変化するコンディションに合わせて周回を重ね、6番手に入った。

また、今大会から日本GPでケガをして、日本GPとマレーシアGPを欠場していたダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が復帰した。復帰後初ライドとなったフリー走行では、雨と風、寒さというあいにくのコンディションの中、走れるかどうかのチェックだけを済ませ、わずか7ラップで走行を切り上げた。この日は、レーシングスーツが手術をした左鎖骨を圧迫し、気持ちよく乗れなかったため、2日目はスーツを緩めて走行に挑むことになる。


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アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP 6番手)
「今日のセッションはとても面白かった。フィリップアイランドは、決勝も今日のようなコンディションになる可能性があり、そのためには何が必要かを分かっていなければいけないので、集中して走った。問題はセッション中に路面コンディションがコロコロ変わったことだ。ずっとウエットタイヤで走ったが、セッション序盤のフルウエットの時は、他のライダーたちに比べて結構速かったと思う。今日のセカンドベストは、ライン上がほとんど乾いているときだった。スリックタイヤにしなかったのは、気温がとても低かったし、スリックで走るのはとてもリスキーだと思ったからだ。そのためセッション終盤はタイヤがズルズルだったけれどウエットタイヤで走り続けた。今日はとても風が強くて最終コーナーからストレートに出るポイントでウイリーした。だから、電子制御システムにとって重要なテストになった。マシンのセッティング面で、まだまだすることはあるし、方向性も見えているので前に進めると思う」

ダニ・ペドロサ(MotoGP DNQ)
「今日の計画はとてもシンプルで、自分の身体のコンディションをチェックすることだった。今日のようなコンディションでは不必要なリスクは伴いたくなかったからね。乗ってみた感じでは、思ったよりも力があってハンドルバーに力を入れられた。ただツナギが窮屈で締めつけられるような感じで、あまり気持ちよくなかった。それでも数周走れたし、ステップバイステップで前進したい。今は結構痛みがあるけれど、今晩の様子を見たい。この体調でレースに出場することは、そんなに簡単じゃないけれど、努力が報われることを願っている。ウエットコンディションは、ドライのときよりスムーズに乗れるけれど、リスクは高い。今日は路面温度が低く、グリップしないことが問題だった。難しいのはブレーキングと切り返し、そして右コーナー。なぜなら、腕を結構伸ばさなければいけなかったからだ。明日に向けて少しツナギに改良してもらい、気持ちよく乗れるようにしたい」

山路敏幸|Repsol Honda Team 監督
「今日はとても残念なコンディションだった。しかし、ダニが復帰したことは、Repsol Honda Teamにとっては明るいニュースになった。ダニのケガの回復も順調だ。、今日はコンディションが悪かったこともあり、ボディチェックが最大の目的となったが、2日目以降もちゃんと走れることが確認できたようだ。ラップ数は少なく、107%を越えられなかったが、今日の目的は達成できた。ドヴィツィオーゾは、タイヤの確認と、マシンのチェックを行った。今日のようなコンディションでプッシュする必要もない。明日以降、ペースを上げて準備していきたい」

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2010.10.15
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