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Data Logger

LAF SENSOR

LAF概要

LAFセンサーとは排出ガス中の酸素濃度と未燃ガス濃度からエンジン内の燃焼空燃比を検出します。

LAFセンサー方式

加熱したジルコニア固体電解質に電圧を印可すると、空燃比が薄い時(A/F>14.7)には排気ガス中の酸素濃度、また濃い時(A/F<14.7)には未燃ガス濃度に応じた酸素イオン電流が発生します。この時排気側に設けた拡散抵抗層により、排気ガス中の酸素濃度、未燃ガス濃度に応じた電流値を出力として得ることができます。

LAFセンサー取扱い注意事項

取り付け位置:排気乱流部分から遠ざけ、精度を得るため集合部分より約10cm以上離して下さい。

締め付けトルク:44.1±4.9N.m

センサー部(積層センサー)には水、オイルが付着しない様に注意して下さい。加温中に水が付着するとセンサーが割れる可能性あり、冷間始動時には水滴が付着する可能性がある為、暖気時にはカプラを外す等の対応をお願い致します。

センサー下端の通気穴にはラジエータ水、オイル等が付着しない様に注意して下さい。穴を塞ぐと正確な値が出ません。

センサー部は衝撃に弱い為、保存中は落としたりして衝撃を与えない様に注意してください。

LAFセンサー⇔UNIT間の配線は排気管の近傍を通る為、排気管に接触無き様ワイヤリングに注意して下さい。

A/F値と出力電圧の関係

HRC製LAF UNITとセンサー組み合わせ時のA/F値と出力電圧の関係図

HRC製LAF UNITとセンサー組み合わせ時のA/F値と出力電圧の関係図

セッティング

(HRC KIT装着車対象)
スロットル全開域:A/F12.8〜13.0の範囲がPowerベストであり推奨値です。
スロットルパーシャル域:A/F12.0〜12.5がベスト。但しライダーコメントによりセッティングが必要です。あくまでもこの値は目安です。
スロットルを開けていく時にA/Fが12.0〜13.0の範囲に入っていて、薄くならない様にして下さい。

  • LAFセンサーを装着しての走行はできません。ダイナモテスト用としてお使いください。
  • LAFセンサーは仕様上、販売店での取り付けをお願いしています。
  • 詳しくはお近くのデータロガー問い合わせ店にお問い合わせください。
  • HRC製品はレース専用ですので、一般公道での走行は出来ません。
  • 本仕様、価格は改良のため予告なく変更することがあります。
  • HRC製品は競技用として製作されたもので、一般量産車と異なり保証の対象になりません。
  • 機種に関するお問い合わせは、HRCサービスショップへどうぞ。