FIA Formula3 Championship
Round08
ロシアロシア

FIA-F3 決勝・レース1

2019.09.28(土)

Sochi Autodrom

第8戦 ロシア

17番手スタートの角田は12位。
19番手スタートの名取は20位でフィニッシュ

FIA-F3選手権第8戦のレース1が9月28日(土)に行われました。
朝方まで激しく降った雨は上がったものの、空には黒い雲が立ち込め、降水確率は80%と、レース中の降雨が予想される状況で、レース開始時間の10時15分を迎えました。気温20℃、路面温度21℃で路面はドライのコンディションです。
好スタートを決めた角田裕毅(Jenzer Motorsport)は、5つポジションを上げ、12番手にジャンプアップします。名取鉄平(Carlin Buzz Racing)は、スタート後の2コーナー過ぎの位置取りが悪く、ややコースアウト気味となり、オープニングラップを24番手で終えました。
4周目にはストップしたマシンが出てセーフティカーが導入。6周目にレースが再開されると、角田は前車をパスして11番手に上がり、入賞目前のポジションとなります。2周目に22番手に上昇した名取は、レース中盤となる10周目には19番手となりました。
ポイント獲得を目指し、順位を上げたい角田でしたが、レース中盤以降ペースが上がらず、9周目に12番手にダウン。その後はポジションを守りきってフィニッシュしました。
一方、名取も終盤ペースが上がらず、14周目に20番手となり、そのままチェッカーを受けました。

レース2は9月29日(日)午前9時55分(日本時間午後3時55分)にスタート。角田は6列目12番手から、名取は10列目20番手からポジションアップを狙います。

コメント

角田裕毅選手(レース1:12位)
角田裕毅「スタートはよかったのですが、そのあとは他に比べて全くペースがよくなかったです。タイヤをセーブしていたわけではなく、後半によくなるのかと思いましたが、少しは速くなったものの、追いつくまでに速くはなりませんでした。タイヤのグリップもずっと一定で、よくも悪くもメリハリのないレースでした。特に序盤のペースが遅くて、その原因はまだ分かりません」

名取鉄平選手(レース1:20位)
名取鉄平「スタートはよかったのですが、その後のターン2から4までの位置取りが悪く、スペースがなくなってオーバーランしてポジションを落としました。その後のペースは悪くなく、前を抜いて追い上げて行ったのですが、ターン7で前を抜いた時にフロントタイヤを壊してしまって、アンダーステアが強くなり振動も大きくなってしまい、ペースを上げられない状態でレースを終えました」

リザルト

レース1

順位 No. ドライバー マシン 周回数 タイム/差
126M.アームストロングPrema Racing2042'35.319
228R.シュワルツマンPrema Racing20+1.077
319N.カリTrident20+4.911
420L.プルチーニHitech Grand Prix20+6.007
527J.ダルバラPrema Racing20+8.349
618P.ピケTrident20+9.479
 
1214角田裕毅Jenzer Motorsport20+25.807
2029名取鉄平Carlin Buzz Racing20+42.861

フォトギャラリー

モータースポーツ >  Dream Challenge >  FIA-F3選手権 >  2019 第8戦 ロシア 予選/決勝・レース1

ニュース