FIA-F3選手権第5戦の予選とレース1が8月3日（土）に行われました。午前9時にスタートした予選は、朝方までの雨でところどころ濡れた部分があるものの、ライン上はドライ。気温20℃、路面温度24℃のコンディションです。
角田裕毅（Jenzer Motorsport）は1セット目のアタックで1分33秒177をマーク。2セット目では1分32秒197にタイムアップします。しかしラストアタックではコースアウトのミスがあり、タイムアップすることはできませんでした。名取鉄平（Carlin Buzz Racing）は1セット目のアタックで1分33秒301、2セット目では1分32秒727とタイムアップしますが、ラストアタックでトラフィックにかかりタイムアップを果たせずに予選を終えました。予選結果は角田が9番手、名取が21番手となりました。

午後4時45分からレース1がスタート。気温25℃、路面温度は40℃のコンディションです。好スタートを切った角田ですが、1コーナーから2コーナーで挟まれる形になり、行き場をなくしてポジションを11番手に落とします。名取はポジションを上げて、オープニングラップを18番手で終えました。その後4周目に上位車のリタイアで角田、名取ともにポジションアップ。9周目に角田は前車をオーバーテイクして9番手に上昇しました。
レース終盤にかけて、接近戦を続けた角田は、18周目にポジションを落とすも、21周目にばん回して9番手でチェッカーを受け、入賞を果たしました。名取はタイヤのデグラデーションに苦しみペースを落とし、21番手でフィニッシュしました。

レース2は4日(日)午前10時（日本時間午後5時）にスタート。角田は5列目9番手から、名取は11列目21番手からそれぞれポジションアップを狙います。