FIA-F2選手権の第3戦ハンガリーは、7月19日(日)午前11時10分にレース2がスタート。コース上はところどころ濡れた箇所があり、レース中の降雨も予想される状況でした。角田裕毅(Carlin)は8列目16番手からスタートしました。
好スタートを切った角田は、第1コーナーで両側から挟まれる展開となりましたが、ポジションを1つ上げてオープニングラップを終了しました。しかし、他車と接触した際にフロントウイングにダメージ。なんとかペースを保って走行を続け、ポジションを13番手まで上げました。しかし、7周目にマシンダメージのためピットに戻ることを指示されるオレンジボール旗が出され、8周目にピットイン。ノーズ交換とタイヤ交換を行った角田は、最後尾となる21番手でレースに復帰します。
フレッシュタイヤでファステストラップをマークしながら追い上げを見せ、18周目には13番手までポジションを回復した角田選手でしたが、レース終盤にはタイヤが厳しくなりペースダウン。後からタイヤ交換を行ってペースの速い他車に抜かれ、28周のレースを18位で終えました。
角田裕毅(18位)
「スタートもその後のポジション取りも悪くなかったのですが、両側から挟まれる形になって、外側のクルマから被せられる状態になり、わずかに接触してフロントウイングを壊してしまいました。それでもペースは落ちずにいい感じで走っていたのですが、オレンジボール旗が出されたので、ピットに戻りました。タイヤはミディアムでスタートしていたので、ソフトに替えるしかなく、最初に少しプッシュし過ぎたこともあり、終盤はタイヤがなくなってしまって辛い展開でした。ハンガロリンクは得意なコースだっただけに、今週ポイントが獲れなかったのはとても残念です。次戦のシルバーストーンは、練習でも走り、自信のあるコースなので、この1週間の休みで気持ちを切り替え、リセットした状態で臨みたいと思います」
順位 | No. | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/差 |
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1 | 25 | L.ギオット | Hitech Grand Prix | 28 | 45'04.725 |
2 | 4 | C.アイロット | UNI-Virtuosi Racing | 28 | +0.423 |
3 | 20 | M.シューマッハ | PREMA Racing | 28 | +11.762 |
4 | 21 | R.シュワルツマン | PREMA Racing | 28 | +13.818 |
5 | 24 | N.マゼピン | Hitech Grand Prix | 28 | +15.152 |
6 | 11 | L.デレトラス | Charouz Racing System | 28 | +23.451 |
18 | 7 | 角田裕毅 | Carlin | 28 | +73.806 |
順位 | No. | ドライバー | チーム | 総合ポイント | |
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1 | 21 | R.シュワルツマン | PREMA Racing | 81 | |
2 | 4 | C.アイロット | UNI-Virtuosi Racing | 63 | |
3 | 6 | C.ルンドガード | ART Grand Prix | 43 | |
4 | 20 | M.シューマッハ | PREMA Racing | 39 | |
5 | 2 | D.ティクトゥム | DAMS | 38 | |
6 | 5 | M.アームストロング | ART Grand Prix | 34 | |
12 | 7 | 角田裕毅 | Carlin | 24 |