2019年FIA-F2選手権第3戦が、スペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで幕を開けました。第10戦のイタリアまでは、ヨーロッパのグランプリコースでの開催が続き、本格的なシーズンがスタートする雰囲気が漂います。カタルニア・サーキットでは、テストも行われており、一層し烈な争いが予想されます。
初日、午後1時からプラクティスが行われ、松下信治(Carlin)は、18周を走り込み、7番手のタイムでセッションを終えました。
午後4時55分より予選が行われました。1セット目のアタックで、松下は1分29秒371をマークし、全車が1回目のアタックを終えた時点で11番手となります。2セット目のアタックで、1分28秒683とタイムアップを果たしますが、僅差の争いの中、ポジションを押し上げることはできず、最終的に11番手で予選を終えました。
レース1は11日(土)午後4時40分(日本時間午後11時40分)にスタート。松下は6列目11番手から、ポイント獲得を目指します。
松下信治(予選11番手)
「プラクティスからマシンのバランスが悪く、それでも7番手くらいだったので、これを直せばいけるという感じでした。予選でもバランスが全然直っていなくて、大きく変える時間もなく、順位を上げることはできませんでした。マシンのポテンシャル不足という感じでしたが、ドライバーとしてもまだできる部分があるかと思います。予選はハイスピードでのバランスがよくなかったです。でも、レースのシミュレーションは悪くないですし、17年には予選10番手から4位になり、レース2で勝ったという経験もあるので、レース1ではポイント獲得を目指してがんばります」
順位 | No. | ドライバー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
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1 | 8 | L.ギオット | UNI-Virtuosi Racing | 11 | 1'28.031 |
2 | 6 | N.ラティフィ | DAMS | 10 | +0.181 |
3 | 7 | G.チョウ | UNI-Virtuosi Racing | 10 | +0.218 |
4 | 4 | N.デ・ブリース | ART Grand Prix | 9 | +0.235 |
5 | 15 | J.エイトケン | Campos Racing | 10 | +0.324 |
6 | 11 | C.アイロット | Sauber Junior Team by Charouz | 11 | +0.439 |
11 | 2 | 松下信治 | Carlin | 10 | +0.652 |