FIA Formula2 Championship
Round03
スペインスペイン

FIA-F2 決勝・レース1

2019.05.11(土)

Circuit de Barcelona-Catalunya

第3戦 スペイン

10番手からスタートした松下は、序盤6番手まで浮上するものの
ペースが上がらず11位でフィニッシュ

FIA F2選手権第3戦は、スペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットでレース1が行われました。予選11番手の松下信治(Carlin)は、上位車のペナルティーによるグリッドダウンで1つ繰り上がり、5列目10番手からのスタートとなりました。

午後4時45分にフォーメーションラップがスタート。天候は晴れ、気温21℃、路面温度36℃のコンディションです。好スタートを決めた松下はポジションをアップ。その後、上位車にアクシデントがありセーフティカーが導入されます。この1周目で、松下は6番手までポジションを上げました。

3周目にレースが再開され、6周目にはスタート時にソフトタイヤを選択したマシンがピットインします。上位陣はこの戦略を採ったマシンが多く、松下も6周目にタイヤ交換を行いました。早めのピットインを行うマシンがひと通りタイヤ交換を済ませた9周目、松下のポジションは10番手となり、レースは中盤に入ります。

中盤、後続にパスされ11番手にダウンしますが、その後上位車のピットインなどで9番手までポジションを上げ、さらに上位を目指します。しかし、ペースが上がらないまま、レースは終盤に向かいました。31周目、タイヤ交換を遅らせたトップ2台がピットインしましたが、松下はポジションを上げることができず、追い上げてきた後続にパスされ、35周目に11番手に後退。そのポジションで37周のレースを終えました。

レース2は12日(日)午前11時30分(日本時間午後6時30分)にスタートします。

コメント

松下信治選手(レース1・11位)
松下信治 「スタートはうまく決まり、ポジションも6番手まで上げられたので、いい感じでレースを進められると思ったのですが、中盤以降左フロントのタイヤが厳しくなってしまいました。中盤は、あまりプッシュせずタイヤをセーブしていたので、2台に抜かれても焦ることはありませんでしたが、彼らがペースを上げたとき、もうこちらはタイヤが苦しくてついていけない状態でした。終盤は、全くタイヤが残っていなくて、ポジションを守ることはできませんでした。はっきりとした原因はまだ分かりませんが、マシンだけでなく、ドライビングにももっとできることがあると思うので、明日のレースはいろいろトライしてみて、この原因をつかみたいです」

リザルト

順位 No. ドライバー マシン 周回数 タイム/差
1 6 N.ラティフィ DAMS 37 1:01'10.688
2 15 J.エイトケン Campos Racing 37 +1.935
3 7 G.チョウ UNI-Virtuosi Racing 37 +3.325
4 8 L.ギオット UNI-Virtuosi Racing 37 +4.361
5 4 N.デ・ブリース ART Grand Prix 37 +9.468
6 19 A.ユベール BWT Arden 37 +12.489
 
11 2 松下信治 Carlin 37 +33.602

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