Round08ハンガリー
FIA-F2 決勝・レース1
2018年7月28日(土)
会場:ハンガロリンク
シーズン第8戦のレース1が、ハンガロリンクで行われました。午後、突然の雷雨に見舞われたハンガロリンクは、F2が開始される頃に空は明るくなったものの、雨は上がらず、ウエットコンディションでのスタート。レースはセーフティカー先導のフォーメーションラップを4周行ったあとに、スタンディングスタートで開始しました。
6列目11番手スタートの福住仁嶺は、好スタートを決めて6番手までポジションを上げます。その後、1つ順位を落とし、1周目は7番手で通過。牧野任祐は10列目20番手からスタートし、1周目は18番手でした。
まだ雨も降り続け、高い水しぶきが上がる状況で、福住、牧野ともにポジションをキープし、序盤を終了。雨が上がり、路面の水もだいぶなくなってきた13周目に、牧野はだれよりも早くドライタイヤに交換しました。その後、15周目から続々とタイヤ交換するマシンが出て、福住も16周目にピットイン。しかし、これによってポジションを落とします。全車がタイヤ交換を終えた20周終了時点で福住は8番手、牧野は早めのタイヤ交換が功を奏して12番手までポジションを上げることに成功しました。
コンディションが回復し、レースは終盤に向けてポジション争いが激しくなります。福住は4番手を先頭とした6台による争いの中でポジションをキープ。牧野も追い上げを見せ入賞圏内を狙います。レース終盤、27周目に福住は9番手にダウンしました。残り3周となった32周目、最後のポジション争いが激しさを増し、牧野も入賞争いに加わります。最終ラップでポジションを上げた牧野は9番手にアップし、福住は10番手にダウン。そのまま、各所で激しい争いが展開した34周のレースにチェッカーフラッグが振られました。
牧野が9位、福住が10位で、オーストリア以来の2人揃って入賞を果たしました。
レース2は7月29日(日)午前11時20分(日本時間午後6時20分) にスタートします。
順位 | No. | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | N.デ・ブリース | PERTAMINA PREMA Theodore Racing | 34 | 1:00'16.996 |
2 | 19 | L.ノリス | Carlin | 34 | +16.508 |
3 | 21 | A.フォコ | Charouz Racing System | 34 | +20.752 |
4 | 7 | J.エイトケン | ART Grand Prix | 34 | +21.805 |
5 | 5 | A.アルボン | DAMS | 34 | +23.077 |
6 | 14 | L.ギオット | Campos Vexatec Racing | 34 | +28.696 |
9 | 2 | 牧野任祐 | RUSSIAN TIME | 34 | +36.304 |
10 | 12 | 福住仁嶺 | BWT Arden | 34 | +37.114 |