Round03スペイン
FIA-F2 予選
2018年5月11日(金)
カタルニア・サーキット
FIA-F2選手権の第3戦は、スペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで行われます。シリーズは3戦目にしてヨーロッパへと舞台を移し、9月に開催される第10戦イタリアまで、ヨーロッパ各地で戦いが繰り広げられることになります。
5月11日(金)の午後1時からは45分間のプラクティスが行われ、午後4時55分からは30分間の予選が行われました。
プラクティスでは、福住仁嶺(BWT Arden)と牧野任祐(RUSSIAN TIME)が、ともにタイヤに合わせたセッティングを確認しながら周回を重ねました。ともにセッション終盤のアタックのタイミングをヴァーチャル・セーフティー・カーで失うなど、うまくタイミングをつかめずに牧野は13番手、福住は17番手のタイムで走行を終えました。
予選は気温23℃、路面温度41℃のコンディションで行われました。1回目のアタックで牧野は1分29秒203、福住は1分29秒580をマーク。全車が1回目のアタックを終えた時点で牧野は9番手、福住は12番手につけます。ともにセッション終盤に2回目のアタックを行いましたが、牧野はアタック中に前車に阻まれ、アタックをやり直してタイムを更新。1分28秒620を記録し、7番手となりました。福住もタイムアップを果たしたものの、1分29秒376とタイムは伸びず、17番手に終わっています。
レース1は12日(土)の午後4時40分(日本時間午後11時40分)にスタートします。
牧野任祐(予選7番手)
「1回目のアタックも2回目のアタックも、ジャック(メリ)がミスして引っかかって、うまくいきませんでした。2回目はベストの感じで、あのままアタックがうまくいっていれば3番手か4番手にはいけていたと思います。3周目は、最後のアタックでやっとタイムが出せたという感じでした。もちろんタイヤも落ちているし、ピットロードから出てきたマシンと交錯する感じで、結局ちゃんと1周アタックができなかったので、悔しいですね。マシンはエンジンを載せ替えて、だいぶよくなったと思います。予選についてはだいぶ自信を持って臨めました。レースペースは正直まだ全然分からないですが、がんばります」
福住仁嶺(予選17番手)
「2回目のアタックは1コーナーでオーバーステアになってしまい、失敗してしまいました。ここは新しい舗装路面で、テストのときのポール・リカールも同じでしたが、あまりグリップを感じられない状況です。バーレーンのように気温が高いとそうでもないのですが、ここのようなコンディションでのタイヤの温め方がうまくいってないのかもしれません。ベストタイムもまとめきれていない状況でのタイムでしたが、タイムの伸びが足りない原因はまだよく分かりません」
順位 | No. | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/差 |
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1 | 5 | A.アルボン | DAMS | 11 | 1'28.142 |
2 | 4 | N.デ・ブリース | PERTAMINA PREMA Theodore Racing | 11 | +0.227 |
3 | 14 | L.ギオット | Campos Vexatec Racing | 11 | +0.258 |
4 | 8 | G.ラッセル | ART Grand Prix | 11 | +0.382 |
5 | 7 | J.エイトケン | ART Grand Prix | 11 | +0.437 |
6 | 6 | N.ラティフィ | DAMS | 11 | +0.463 |
7 | 2 | 牧野任祐 | RUSSIAN TIME | 11 | +0.478 |
17 | 12 | 福住仁嶺 | BWT Arden | 12 | +1.234 |