Round01バーレーンバーレーン

FIA-F2 決勝・レース2

2018年4月8日(日)

Sakhir International Circuit

レース2、18番手スタートの福住が8位入賞を果たす
牧野はまたもアクシデントで17位

F2シリーズ開幕戦のレース2が行われました。前日トラブルとアクシデントで下位に終わった福住仁嶺は18番手、牧野任祐は19番手からのスタートです。

現地時間午後2時15分にフォーメーションラップがスタート。しかし、2台がスタートできずピットへ。スタートでも3台がストールしてグリッドから動けず、レースは波乱の様相で始まりました。

好スタートを決めた福住は大きくポジションを上げ、1周目を10番手で終了。牧野も14番手でホームストレートに帰ってきました。序盤タイヤを持たせるためにペースを抑えていた牧野は、5周目に前車と接触しフロントウイングを破損。ピットに戻りフロントノーズ交換とタイヤ交換を余儀無くされます。これにより牧野はポジションを落とし、その後もペースは上がらず17位でレースを終えています。

10番手を走行していた福住は、中盤に先行車のピットインなどで7番手までポジションを上げましたが、16周目にはタイヤ交換したハイペースのマシンに抜かれ8番手に。終盤数台と激しいポジション争いとなりましたが、入賞圏内である8番手を守りきって、23周のチェッカーフラッグを受けました。

F2第2戦はアゼルバイジャン・バクーの市街地コースで、4月27日(金)~29日(日)に行われます。

コメント

福住仁嶺(レース2 8位)
福住仁嶺「前がいなくなって順位が上がっただけで、何もしていないという感じです。スタートはよかったのですが、それだけで、その後のペースはダメでした。みんな(ピットには)入らないと思っていて、一緒になって序盤に競ったので、あれでタイヤがダメになってしまいました。そうするとブレーキも攻めていけなくなるので、後半はトラクションがなくなって、立ち上がりが遅くなりダメでしたね。表彰台の可能性があったかもしれない展開だったのに、残念です。今回は満足のできる週末ではありませんでした。次は初めてのコースですし、何が起きるか分からないサーキットですからね。がんばります」

牧野任祐(レース2 17位)
牧野任祐「スタートはあまりよくなかったですね。その後、ミディアムで走りきる作戦だったので、最初からペースを抑えろと言われていました。そうしたらターン1の立ち上がりで、すぐ前にいたクルマが、おそらくトラブルだったと思いますが、急減速して、逃げ場がなくて追突してしまいました。それでゆっくり1周して、フロントウイングを交換して、ソフトタイヤに履き替えました。しかし、タイヤ交換のタイミングが早すぎたので、あとはペースを抑えてタイヤをいたわりながら完走するしかありませんでした。テストでのロングランのペースはすごくよかったんです。それが本番では、全く再現できなかった。逆に、一発はテストよりはるかに速かった。ミスしなければ5番手ぐらいでした。レースペースがなぜダメなのか、その原因を突き止めないといけないと思っています」

リザルト

レース2

順位 No. ドライバー チーム 周回数 タイム/差
1 1 A.マルケロフ RUSSIAN TIME 23 42'42.161
2 11 M.ギュンター Arden International 23 +2.105
3 18 S.カマラ Carlin 23 +3.803
4 19 L.ノリス Carlin 23 +5.043
5 4 N.デ・ブリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing 23 +10.265
6 14 L.ギオット Campos Vexatec racing 23 +15.696
 
8 12 福住仁嶺 Arden International 23 +24.582
17 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME 23 +63.819

ポイントランキング

ドライバー

順位 ドライバー チーム 総合ポイント
1 L.ノリス Carlin 39
2 A.マルケロフ RUSSIAN TIME 30
3 S.カマラ Carlin 28
4 M.ギュンター Arden International 16
5 N.デ・ブリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing 16
6 A.アルボン DAMS 12
       
12 福住仁嶺 Arden International 1
20 牧野任祐 RUSSIAN TIME 0

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