Monthly コラム

2018.11.8
Vol.8
冬の電気代カット!暖房選びのコツ
暖房器具

冬に向けて、暖房の使用頻度が増えるこの時期。暖房を効率よく使って、電気代をかしこくカットできたらうれしいですよね。中でも、家のエアコンの使い方は見直したいもの。エアコンは設定温度と実際の室温に差があると、室内を早く暖めようとして電力を大きく消費します。冷えた室内でエアコンを使うときは設定温度を少し下げ、その分、体を直接温めるこたつや電気毛布などを併用することで、エアコンにかかる余計な電気代を抑えられます。また、エアコンとオイルヒーターを組み合わせて使うのもおすすめ。オイルヒーターは電源を切った後もオイルの余熱で暖められるので、最初はエアコンを使い、途中からオイルヒーターに切り替えることで室内全体を効率よく暖めることができます。部屋の広さや利用シーンを踏まえて、エアコンと組み合わせて使いやすい暖房器具を選んでみましょう。

暖房器具

暖房器具そのものの使い方を工夫することでも電気代を節約することができます。例えばこたつなら、敷布団やカーペットの下に断熱シートを敷くだけで、床に暖気が逃げづらくなり保温性を高められます。また、ヒーター類を使うときは、温度設定のほかに設置場所もポイント。熱が逃げやすい窓際に置くことで、冷気の侵入を防ぎ、室内をムラなく暖めることができます。雨戸やカーテンをしっかり閉めるとより効果的。カーテンを厚手のものに替えるとさらに保温効果を高めることができます。

カーエアコン

車では燃費を気にして暖房の使用を控える方もいるかもしれません。しかし、車の暖房はエンジンの熱で熱くなった冷却水の熱を利用して車内を暖めているので、燃費にはほとんど影響がありません。ただし、除湿や車内を冷やすときに使う「A/Cスイッチ」(※)がONのままだと、エンジンの動力を使って冷たい空気を作るので燃費が悪くなります。

ちなみに暖かい空気は上へ流れますので、車で暖房を使うときは送風口を下向きにしておくと暖まりやすくなります。家でも車でも暖房を上手に活用して、秋冬の暮らしをエンジョイしてくださいね。

※ 車種によって装備されていない場合もあります。