性能・安全
走行性能
フィットは、懐の深い走りが自慢。電気のパワーを活かした加速感。ちょっとしたカーブまで楽しくなるクルマとの一体感、足回りのしなやかさ。多くのシーンで安心感ある走りと、キビキビとした走りの喜びをさらに磨き上げています。
2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イー エイチ イー ブイ)」
日常の走行のほとんどをモーター走行を中心としたパワフルかつ静かな走りに。走行シーンに合わせて3つのモードを切り替え、高効率な走りを実現しています。
走行モード
3つのモードを自動で切り替えて、モーターとエンジンのいいとこ取り。
モーター最高出力
パワフルなモーター出力で、より電気自動車ライクな走り。
モーター最高出力は90kW。低速域でアクセルを踏み込んだ瞬間から軽快に走り出し、気持ちよく伸びる加速を楽しんでいただけます。
RS
フィットの走りをさらに深く楽しむRS。
RS専用の装備やセッティングによって、日常から遠出のドライブまで走りの楽しさを存分に味わえます。
ドライブモードスイッチ
e:HEV RS専用
パワフルに進化したe:HEVの加速力を、走行シーンに合わせて3つのモードに最適化。NORMAL/SPORT/ECONをそれぞれサスペンションとともに丁寧にセッティングしました。なかでもSPORTモードは、ワインディングでの走りの気持ちよさを味わえます。
減速セレクター
e:HEV RS専用
アクセルオフ時の減速力を瞬時にステアリングのパドルで操作。走行シーンに合わせてドライバーが減速力を4段階で選択することで、アクセルオフ時のペダル操作をより緻密に調整できます。さらに電動サーボブレーキシステムも専用セッティングにすることで、車両走行安定性に重要な減速においても、操る楽しさを際立たせています。
RS専用サスペンション
RSのサスペンションは、「操舵量に応じた応答性の向上と安定したロール姿勢」、「荒れた路面の複合的な車体の揺れの収まりの良さ」を実現するため、RS専用サスペンションパーツを徹底チューニング。ドライバーの操作とクルマの挙動がさまざまなシーンで気持ちよくつながり、操る楽しさと質感の高い爽快な乗り味を実現しています。さらにe:HEV RSには専用タイヤを採用し、e:HEV RSならではの走りを存分に楽しんでいただけます。
RS専用にチューニングした足まわり
- 高減衰ダンパー(フロント/リア)
- 強化スプリング(フロント/リア)
- 強化スタビライザー(フロント)*
- リニアスタビブッシュ(フロント)*
- 大開口スポーツホイール
- e:HEV RS専用タイヤ*
*e:HEV RSのみ
ガソリン車
ガソリン車には、全タイプ「1.5L」エンジンを採用。
低速域から高速域までトルクフルなパフォーマンスを発揮します。発進時や高速道路での追い越しなど、日常のさまざまなシーンでゆとりある走りを楽しむことができます。
その他の走行性能
爽快な走りだけでなく、暮らしのさまざまなシーンで頼れる走りも魅力です。
予防安全性能
事故やヒヤリとする場面を未然に防ぐことで、
毎日の運転に安心を届けたいとHondaは考えています。
Honda SENSING
あなたの毎日の安心のために。機能充実の安全運転支援システム。
3つの検知方法で、安全運転をサポートします。
急アクセル抑制機能
踏み間違いを検知すると、加速を抑制。
ブレーキとアクセルの踏み間違いに備えた機能を採⽤。障害物がない場合も、踏み間違いによる急発進、急加速を抑制し、⾳と表⽰で警告します。
工場出荷時は機能オフの設定です。オンにするには別途販売会社の専用機器によるセッティング作業が必要です。別途セットアップ費用(ディーラーオプション)が必要となります。
急アクセル抑制機能は自動で停止する機能ではありません。必ず運転者がブレーキペダルを踏んで停止してください。ブレーキを制御するシステムではありません。
アクセルを速く踏み込むような運転をした時に、意図せずシステムが作動することがあります。
前進および後退時、自車車速が約30km/h以上では作動しません。
電波の発信により植込み型心臓ペースメーカー等の医療用電子機器に影響を与える場合があります。
ブラインドスポットインフォメーション
タイプ別メーカーオプション
斜め後ろにいるクルマの存在をお知らせ。
走行中、斜め後ろに車両の存在を検知すると、その方向のドアミラー鏡面上にマークを表示しお知らせ。さらにその方向にウインカーを操作すると、マークの点滅と警報音でドライバーに注意を促します。
トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)
ドライバーの運転負荷を軽減します。
高速道路などでの渋滞時、自車の走行車線をキープするようステアリング操作をアシスト。渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(アクセル、ブレーキ操作のアシスト)と合わせて、渋滞時のドライバーの運転負荷を軽減します。
Honda SENSING シーン別機能一覧
街なかを走行するとき
高速道路を走行するとき
夜間に走行するとき
駐車をするとき
「誤発進抑制機能」、「後方誤発進抑制機能」、「近距離衝突軽減ブレーキ」を組み合わせて「踏み間違い衝突軽減システム」と呼びます。
Honda SENSINGは、ドライバーの運転支援機能のため、各機能の能力(認識能力・制御能力)には限界があります。各機能の能力を過信せず、つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。
その他の安全運転支援機能
万が一の時も、日常のヒヤッとするシーンでも安全運転支援機能でサポートします。
衝突安全性能
運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム
「早く」「長く」「優しく」膨らむHonda独自のエアバッグ。
さまざまな体格や衝突状況に対応するHonda独自の「内圧保持タイプ」のi-SRSエアバッグシステムを前席に標準装備。体格の大きい方が衝突時にエアバッグに接触するまでの時間が長くなる場合でも、効果的に保護性能を発揮します。
前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム〈前席/後席対応〉
胸部へのダメージを低減するサイドエアバッグと、頭部を保護するサイドカーテンエアバッグを全タイプに標準装備。側面衝突時の安全性を高めるエアバッグで、万が一の際の安心をさらに高めています。
燃費・環境性能
燃費
e:HEV BASIC(FF)
燃料消費率(国土交通省審査値)※5
*
30.2km/L
市街地モード*
30.2km/L
郊外モード*
31.6km/L
高速道路モード*
29.3km/L
* WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード。市街地モード:信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定。郊外モード:信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定。高速道路モード:高速道路等での走行を想定。
環境性能
e:HEVは「2030年度燃費基準」に対応し、「平成30年排出ガス基準75%低減レベル」をクリアしています。
2030年度燃費基準達成車
e:HEV BASIC(FF) /
e:HEV HOME(FF) /
e:HEV HOME 特別仕様車 BLACK STYLE(FF) /
e:HEV RS /
e:HEV CROSSTAR(FF) /
e:HEV LUXE(FF)
2030年度燃費基準95%達成車
e:HEV BASIC(4WD) /
e:HEV HOME(4WD) /
e:HEV HOME 特別仕様車 BLACK STYLE(4WD) /
e:HEV CROSSTAR(4WD)※6
2030年度燃費基準90%達成車
e:HEV CROSSTAR(4WD) /
e:HEV LUXE(4WD)
「平成30年排出ガス基準75%
低減レベル」認定車
e:HEV車
「平成30年排出ガス基準50%
低減レベル」認定車
ガソリン車
評価・コンテスト
次のページ:装備・室内空間
コネクテッド技術「Honda CONNECT」をはじめ広々とした室内空間に、運転のしやすさや使いやすさにこだわった機能をたくさんご用意しています。
- 数値はe:HEV BASIC、e:HEV HOME、e:HEV HOME 特別仕様車 BLACK STYLE、BASIC、HOME、HOME 特別仕様車 BLACK STYLE
- 工場出荷時は機能オフの設定です。オンにするには別途販売会社の専用機器によるセッティング作業が必要です。別途セットアップ費用(ディーラーオプション)が必要となります。
- ナビ画面上に表示するには、「Honda CONNECTディスプレー」または対応するナビゲーションが必要となります。
- e:HEV HOME 助手席回転シート車、HOME 助手席回転シート車は、運転席のみとなります。
- 燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。
- メーカーオプションの「Honda CONNECTディスプレー+ETC2.0車載器」装着車
- 2020年度自動車アセスメント:国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構による、自動車の安全性能の試験・評価。
- 各技術の能力には限界があります。つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。ご使用の前に、必ず取扱説明書をお読みください。
- ABSは滑りやすい状況での制動時に車輪ロックを防止。EBDはブレーキング時の前輪と後輪の制動力配分をコンピューターがコントロールし、制動ポテンシャルをフルに引き出します。EBD付ABSは、あくまでもドライバーのブレーキ操作を補助するシステムです。VSAはあくまでもドライバーのブレーキ操作やアクセル操作等を補助するシステムです。したがって、EBD付ABSやVSAがない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。
- エマージェンシーストップシグナルは追突されるおそれを低減するためのシステムです。運転する時は不必要な急ブレーキを避け、安全運転をお願いします。
- エアバッグシステムは、あくまでもシートベルトを着用することを前提として開発されたシステムです。くれぐれもシートベルトの正しい着用をお願いします。
- 運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステムは、横方向や後方向からの衝撃には作動しません。前方向からの、設定値以上の衝撃を感知したときのみ作動します。
- 前席用i-サイドエアバッグシステムおよびサイドカーテンエアバッグシステムは、実際の衝突時には衝突側のみ展開します。i-サイドエアバッグシステムおよびサイドカーテンエアバッグシステムは、システムを正しく機能させるための注意事項があります。
- ISOFIXとは、誤使用防止、車両適合性の向上、取り付け方法の国際的な統一を目的とした、ISO(国際標準化機構)規格のチャイルドシート固定方式です。
- 必ず適合するチャイルドシートをお選びください。
- 掲載の写真やイラストには、機能説明のための作動イメージが含まれます。
- メーター類は撮影のため点灯。
- 画面はハメコミ合成。
- 各装備・仕様の詳しい設定につきましては、「主要装備表」「主要諸元表」をご覧ください。
必ずこちらをお読みください
急アクセル抑制機能のご使用にあたって
キー操作と連動し、⾃動的に作動します。
販売会社でセッティング(別途セットアップ費用がかかります)されたHondaスマートキーで解錠またはエンジン始動すると、⾃動的にシステムが起動。乗りこむたびに設定する⼿間がなく、いつでも安⼼感を持って運転できます。2個あるキーは、1個ごとに機能オンの設定が可能。キーの区別ができるよう、番号が刻印されます。
●急アクセル抑制機能をオン設定したキーは、設定されていないキーと同時持ち込みをしないでください。同時持ち込みをすると急アクセル抑制機能が起動しないことがあります。起動のためには必ずオン設定されているキーで、内蔵キーを使わずに解錠するようにしてください。
必要なシーンでは、いつも通りに加速します。
システム作動中でも、次のような場合は通常通り加速できます。
道路状況や自車の状態などによって、急アクセル抑制機能が正常に作動しなかったり、加速したい場合に作動する場合があります。
- 坂道、凹凸道、砂利道など非舗装路/縁石など大きな段差を乗り越えたとき
- 雪道などスリップが発生するような道路
- 坂道の出口など、車両姿勢が急激に変化したとき
- カーゴスペースやリアシートに重い荷物を積んで、クルマが傾いているとき
- 惰性走行から急いで加速したとき(ETCレーン通過後の加速など)
- 通常運転では、ブレーキをかけて停止したのち、すぐにアクセルペダルを踏んで発進したり、右左折時などでもブレーキを離してすぐにアクセルに踏みかえることが多いですが、そのような意思をもっての運転においては、この機能は作動しません。
- あくまでも運転中にブレーキを離している状態(停止時、惰性走行時等)から、何らかの事象により咄嗟にブレーキを踏もうとしたところ誤ってアクセルを踏んでしまい、クルマが意思とは違う動きをしてパニックになり、思わぬ事故になることを未然に防ぐためのものです。
必ずこちらをお読みください
車両をご使用になる前に必ず取扱説明書をお読みください。各システムは、いずれも道路状況、天候状況、車両状態等によっては作動しない場合や十分に性能を発揮できない場合があります。
- 衝突軽減ブレーキ(CMBS)は、約5km/h以上で走行中に自車との速度差が約5km/h以上ある車両や歩行者、人が乗車して移動する自転車に対して衝突するおそれがあるとシステムが判断したときに作動し、停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を支援します。
- 先行車発進お知らせ機能は、先行車との車間距離が約10m以内で、先行車の発進を検知しても自車が停止し続けたときに作動します。
- 歩行者事故低減ステアリングは、約10km/h~約40km/hで走行中、システムが歩行者側への車線逸脱と歩行者との衝突を予測したときに、ステアリング操作による回避を支援します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断したとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。
- 路外逸脱抑制機能は、約30km/h以上で走行中、システムが路外への逸脱を予測したときに作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断したとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。
- 標識認識機能は、最高速度、はみ出し通行禁止、一時停止、車両進入禁止の道路標識を認識し、メーターに表示します。一時停止、車両進入禁止は約60km/h以下で走行中に作動します。
- 渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)は、先行車がいる場合、停車中から作動し、先行車がいない場合は、約30km/h以上で走行中に作動します。先行車に接近しすぎる場合には、ブレーキペダルを踏むなどして適切な車間距離を保ってください。高速道路や自動車専用道路を運転するときに使用してください。
- 車線維持支援システム(LKAS)は、約65km/h以上で走行中に作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者がステアリングから手を放した状態や、運転者が意図的に車線を越えるようなステアリング操作をしているとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。高速道路や自動車専用道路を運転するときに使用してください。
- トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)は、0km/h~約65km/hで作動します。高速道路や自動車専用道路を運転するときに使用してください。また、運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者がステアリングから手を放した状態や、運転者が意図的に車線を越えるようなステアリング操作をしているとき、また、ウインカーを作動させている場合は作動しません。
- ブラインドスポットインフォメーションは隣接する車線後方の検知エリア(見えにくい位置)に他の車両がいることを知らせるシステムです。二輪車等が検知範囲に入ったときなど、条件によっては正しく作動しない場合があります。車線変更や合流時には必ず目視やミラーなどで周囲の安全を直接確認して運転してください。
- オートハイビームは、約30km/h以上で走行中に作動します。ハイビームとロービームの自動切り替え制御には状況により限界があります。必要に応じて手動で切り替え操作を行ってください。
- 誤発進抑制機能は、停車時や約10km/h以下で走行中、自車のほぼ真正面の近距離に壁などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだことにより、衝突するおそれがあるとシステムが判断したときに、エンジンやモーターなどのパワーシステム出力を抑制し、急な発進を防止します。
- 後方誤発進抑制機能は、停車時や約10km/h以下で後退中、自車のほぼ真後ろの近距離に壁などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだことにより、衝突するおそれがあるとシステムが判断したときエンジンやモーターなどのパワーシステム出力を抑制し、急な後退を防止します。
- 近距離衝突軽減ブレーキは、約2km/h~約10km/hで走行中、壁などの障害物に衝突するおそれがあるとシステムが判断したときに、ブレーキを制御し停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を支援します。
- 急アクセル抑制機能は、停止中や約30km/h以下で走行中に、踏み間違いと思われる急なアクセルペダル操作であるとシステムが判断したときエンジンやモーターなどのパワーシステム出力を抑制し、急な加速を抑制します。交差点や本線への合流など、加速が必要な状況を想定した、ウインカー操作中と解除後約2秒間、アクセルペダルを大きく踏み込むことが想定される登坂路、加速のためのブレーキペダルからアクセルペダルへ踏み換え直後約2秒間は作動しません。
- パーキングセンサーシステムは、車両や周囲の状況によりシステムが正しく作動しない場合があります。システム使用時も直接目視で周辺の安全確認を行いながら運転してください。
- 後退出庫サポートは出庫時の安全確認をサポートするためのものであり、衝突を防止するためのシステムではありません。後退時は、必ず目視やミラーなどで後方および周囲の安全を直接確認して運転してください。天候、積載荷重などの影響を受け、システムが正しく作動しない場合があります。