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F1マシンは、強大なダウンフォースで車体を路面に押し付けているため、ブレーキを踏まなくても、アクセルオフだけで大きく減速する。Honda
F1マシン[B・A・R Honda 007]の場合、時速300kmの全開走行状態からアクセルオフだけで約1Gの減速Gを生む。これは、NSXでのフルブレーキング時の減速Gとほぼ同じで、一般の乗用車はフルブレーキング時でも約0.8G程度である。
《※「G」とは加速力の大きさを示す単位で、数値が大きいほど大きな加速が行われたことになる。ちなみに1Gは、加速を行う物体に自重と同じ重量で引っ張られる力が働く加速力》
さらにHonda F1マシンは、フルブレーキングを行うと4〜4.5Gもの減速Gを発生。NSXの4〜4.5倍の猛烈な減速力で速度を落とすのだ。一方、加速は減速ほど一般車との差は大きくない。Honda
F1マシンの加速Gは最大で約1.5G、NSXは約0.8G、一般の乗用車は約0.6Gである。 |
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