Round13エミリア・ロマーニャエミリア・ロマーニャGP

2020年10月30(金)

イモラ・サーキット

第13戦 エミリア・ロマーニャGP

第13戦 エミリア・ロマーニャGP プレビュー

F1第13戦エミリア・ロマーニャGPの舞台は、14年ぶりのF1開催となるイタリアのイモラ・サーキットです。前回開催の2006年サンマリノGPには、ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロを擁して参戦。特に予選で印象的な走りを見せ、バトンが2番手、バリチェロが3番手を獲得しました。

また、イモラの歴史について語るとき、アイルトン・セナに触れないわけにはいきません。1994年のサンマリノGPは、予選日にローランド・ラッツェンバーガー、そして決勝でセナが亡くなるという悲劇の舞台となりました。イモラは、ブラジルGPと同様に、偉大なF1ドライバーとして名を残すセナへの敬意を抱いて戦う場となります。

イタリアでのレースは今季3戦目となり、Scuderia AlphaTauriにとって今季3度目のホームレースになります。最初のモンツァでは、劇的なレース展開でピエール・ガスリーが初優勝。続くムジェロでは、アレクサンダー・アルボンが3位で初表彰台となりました。今回もHonda勢の好結果につなげるべく、全力で取り組みます。

コメント

田辺豊治 | HONDA F1テクニカルディレクター
「先日行われたポルトガルのアルガルベ・インターナショナル・サーキットでのレースに続き、今週末は今シーズン3回目となるイタリアでのレースに向かいます。今回レースが行われるイモラ・サーキットは、Scuderia AlphaTauri Hondaのファクトリーがあるファエンツァとは目と鼻の先にあり、チームにとっては文字通り“ホーム”グランプリになります。イモラ・サーキットは長い歴史を持つ高速サーキットとして知られており、2006年までサンマリノGPの開催地としてカレンダーの定番でした。私も過去にレース、テストで幾度も訪れたことがあり、色々と思い出深いサーキットです。今週末はF1の歴史でも例のない2日間の開催フォーマットでグランプリが行われる予定で、土曜に90分の練習走行を1度行った後、午後に予選、日曜にレースと言う形式で週末が進みます。イモラにて現行ハイブリッドレギュレーションでのレースが初開催となると同時に、2日間フォーマットということで事前のシミュレーションが大切になります。忙しい週末になると予想しますが、今年これまで経験してきたことを活かして、短いプラクティスセッションに対応してきっちりと予選、レースに向けて最適化を進めようと考えています。先週のポルトガルGPではAston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペン選手、Scuderia AlphaTauriのガスリー選手が、持てる力を最大限に発揮していいレースを見せてくれました。
今回は4台すべてが力強いレースをした上で、さらにいい成績を獲得できればと思っています」

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