「今日はQ3進出に向けて攻めの走りができました」
#RussianGP
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本日の予選において、ジェンソン・バトンとフェルナンド・アロンソはそれぞれ12番手、14番手というポジションに終わりました。我々は今週末のロシアGPにおいて進化を遂げた走りでライバルと戦うことができましたが、それを結果につなげることができませんでした。
Q2では、最後のタイム計測ラップにおいて両ドライバーからマシンがアンダーステアであるとの訴えがあり、バトンはわずか0.095秒差で惜しくもQ3進出を逃しました。
今年のタイヤ戦略は以前のレース方式ほど明確ではないため、明日の決勝に向けて、まだ多くのオプションが残されています。
フリー走行3
| 順位 | ゼッケン | ドライバー | チーム | タイム/差 | 
|---|---|---|---|---|
| 1 | 44 | ルイス・ハミルトン | Mercedes | 1'36.403 | 
| 2 | 6 | ニコ・ロズベルグ | Mercedes | +0.068 | 
| 3 | 5 | セバスチャン・ベッテル | Ferrari | +0.604 | 
| 4 | 7 | キミ・ライコネン | Ferrari | +1.324 | 
| 5 | 19 | フェリペ・マッサ | Williams | +1.515 | 
| 6 | 77 | バルテッリ・ボッタス | Williams | +1.582 | 
| 7 | 33 | マックス・フェルスタッペン | Toro Rosso | +1.730 | 
| 8 | 22 | ジェンソン・バトン | McLaren-Honda | +1.857 | 
| 9 | 55 | カルロス・サインツ | Toro Rosso | +2.062 | 
| 10 | 11 | セルジオ・ペレス | Force India | +2.139 | 
| 11 | 3 | ダニエル・リカルド | Red Bull | +2.219 | 
| 12 | 14 | フェルナンド・アロンソ | McLaren-Honda | +2.230 | 
| 13 | 26 | ダニール・クビアト | Red Bull | +2.644 | 
| 14 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | Force India | +2.759 | 
| 15 | 21 | エステバン・グティエレス | Haas | +2.827 | 
| 16 | 20 | ケビン・マグヌッセン | Renault | +2.835 | 
| 17 | 8 | ロマン・グロージャン | Haas | +2.836 | 
| 18 | 30 | ジョリオン・パーマー | Renault | +3.186 | 
| 19 | 88 | リオ・ハリアント | Manor | +3.196 | 
| 20 | 94 | パスカル・ウェーレイン | Manor | +3.260 | 
| 21 | 9 | マーカス・エリクソン | Sauber | +3.337 | 
| 22 | 12 | フェリペ・ナスル | Sauber | +3.495 | 
予選リザルト
| 順位 | ゼッケン | ドライバー | チーム | タイム | 
|---|---|---|---|---|
| 1 | 6 | ニコ・ロズベルグ | Mercedes | 1'35.417 | 
| 2 | 5 | セバスチャン・ベッテル | Ferrari | 1'36.123 | 
| 3 | 77 | バルテッリ・ボッタス | Williams | 1'36.536 | 
| 4 | 7 | キミ・ライコネン | Ferrari | 1'36.663 | 
| 5 | 19 | フェリペ・マッサ | Williams | 1'37.016 | 
| 6 | 3 | ダニエル・リカルド | Red Bull | 1'37.125 | 
| 7 | 11 | セルジオ・ペレス | Force India | 1'37.212 | 
| 8 | 26 | ダニール・クビアト | Red Bull | 1'37.459 | 
| 9 | 33 | マックス・フェルスタッペン | Toro Rosso | 1'37.583 | 
| 10 | 44 | ルイス・ハミルトン | Mercedes | |
| 以下Q2にて決定 | ||||
| 11 | 55 | カルロス・サインツ | Toro Rosso | 1'37.652 | 
| 12 | 22 | ジェンソン・バトン | McLaren-Honda | 1'37.701 | 
| 13 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | Force India | 1'37.771 | 
| 14 | 14 | フェルナンド・アロンソ | McLaren-Honda | 1'37.807 | 
| 15 | 8 | ロマン・グロージャン | Haas | 1'38.055 | 
| 16 | 21 | エステバン・グティエレス | Haas | 1'38.115 | 
| 以下Q1にて決定 | ||||
| 17 | 20 | ケビン・マグヌッセン | Renault | 1'38.914 | 
| 18 | 30 | ジョリオン・パーマー | Renault | 1'39.009 | 
| 19 | 12 | フェリペ・ナスル | Sauber | 1'39.018 | 
| 20 | 94 | パスカル・ウェーレイン | Manor | 1'39.399 | 
| 21 | 88 | リオ・ハリアント | Manor | 1'39.463 | 
| 22 | 9 | マーカス・エリクソン | Sauber | 1'39.519 | 







  
ロシアGP 予選
フェルナンド・アロンソ MP4-31-02
「Q2終盤のラップタイムはどれも非常に接近していました。14番手とQ3進出を決めたポジションとのタイム差は、わずか0.2秒でした。そして残念ながら、我々の順位は同グループの最後となりました。
けれども、それが現状です。ただ、我々のラップタイムをさらに0.2秒縮めることは可能だと思っています。それができれば、ポジション争いが非常に激しい中位グループにおいて、他チームのマシンを数台オーバーテイクする、大きな手助けとなるでしょう。
今日は幸運に恵まれませんでしたが、今週末に我々のマシンの競争力が増したことは明らかなので、明日のレースではポジションを上げて、ポイント獲得に向けた戦いができればと思います」
ジェンソン・バトン MP4-31-03
「今日はQ3進出目前でした。それに向けて攻めの走りをしましたが、0.1秒差で逃してしまいました。
実際、マシンのバランスは完ぺきではなかったものの、Q2では8番手のラップタイムからわずか0.2秒差という非常に接近した争いでした。予選では、フェルナンドも私もマシンのハンドリングに悩まされていました。マシンがアンダーステアになっており、それを解消するのは困難でした。フロントウイングの角度を少し増しただけでマシンのバランスが崩れ、アンダーステアからオーバーステアに突然変わるのです。ですから、予選ではその点に注意していました。
明日は我々にとって難しいレースになるでしょう。1周の内71%はアクセル全開で走り抜けますが、ここではターン2がいつも難しいです。そのため、明日はトラブルに巻き込まれないようにしながら、ポジションをいくつか上げ、そのあとどうなるのか見てみるつもりです。
明日の決勝で1ストップ戦略を採用するのは、大半のドライバーにとって難しいでしょう。それも、おもしろいレース展開になる要素の一つになるはずです」
エリック・ブーリエ McLaren-Honda Racing Director
「明日のレースに向けて12番手および14番手という結果に終わったことには、フラストレーションを感じます。前回の中国戦以来、我々が有効な進化を遂げたことは間違いなく、それは今日の予選でジェンソンがQ3進出を0.095秒という僅差で逃したことからも証明されています。今シーズンで、我々が最もQ3に近づいたのです。
ただ、現時点での我々のポジションについては現実的な見方をしています。我々のマシンには常にトップ10入りするほどの速さはなく、ここのコースは自分たちの強みに適したレイアウトになっていないため、明日は厳しいレースになることも分かっています。
それでも、我々が主なライバルチームと比べても、着実な進化を遂げていることは、明日のレースに向けて励みになる要素です。ですから、明日はポイント圏内で完走できるよう懸命にプッシュします」
長谷川 祐介 (株)本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者
「10番手のマシンとの差がわずか0.1秒で、Q3進出にあと一歩のところで手が届かなかったことがとても残念です。 我々の実力を反映しているとはいえ、一日も早く中団グループの前に立てるようにがんばりたいと思います。
ロングランのペースは昨日の走行から安定していますので、長いレースの中でなにが起きてもいいように、ポジションを一つでも上げてレースでのポイント獲得をチーム一丸となって目指します」