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June 19/20/21 2015 Formula 1 Grosser Preis Von Österreich 2015
オーストリアGP
Hondaは、FIA※フォーミュラ・ワン世界選手権(以下、F1)の第8戦オーストリアグランプリ(開催地:スピルバーグ、6月19日~21日)に向けて現場入りしています。オーストリアでのレースに先駆け、会場となるレッドブルリンクの情報や、今週末のレースの見どころなどをレポートします。
新井 康久|株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者 「レッドブルリンクは直線が長く、モントリオールに続いてパワーユニットに厳しいサーキットです。 カナダの結果を真摯に受け止め、トラブルの原因を徹底的に追及し対策を行っています。
このサーキットは標高が高く、パワーユニットの出力だけでなく車体のダウンフォースも得にくくなるため、マシン全体のパフォーマンスに影響が出ることが予想されます。パワーユニットは、カナダで投入したERSの効率向上の効果を期待しています。そして、ここでの重要な要素である空力やシャシーのアップデートと協調し、コースに適したパワーユニットのセッティングを施して臨みたいと思います。
より戦闘力の高い車に仕上げ、良いGP週末を迎えられるよう頑張ります」
レース日時: 6月19日(金): フリー走行1 10:00~11:30 (日本時間 17:00~18:30) フリー走行2 14:00~15:30 (日本時間 21:00~22:30)
6月20日(土): フリー走行3 11:00~12:00 (日本時間 18:00~19:00) 予選 14:00~15:00 (日本時間 21:00~22:00)
6月21日(日): 決勝レース 14:00~ (日本時間 21:00~) ※決勝レースは71周完走、もしくは2時間経過時点の周回で終了
サーキット情報:
サーキット名: レッドブルリンク 所在地: オーストリア・スピルバーグ コース全長: 4.326km 周回数: 71周 トップスピード: 時速330km 特徴: レッドブルリンクは今年のF1カレンダーの中で最もコーナー数が少なく、シンプルなコースレイアウトのため、ラップタイムが一番短い。オーストリアの雄大な自然を活用した、標高700m地点に位置する美しいサーキットである。一方、この標高の影響で、エンジンのパワーが必然的に落ちてしまう分、ターボなどでリカバリーを図る必要があるため、パワーユニットには大変厳しい。また、シャシーのダウンフォースも発生しにくくなるために、空力の調整も重要となる難しさを併せ持っている。タイヤはソフトとスーパーソフトの2種類が用意されていて、マシン本体のグリップ力の向上を図っている。各コーナーの避難エリアが広く、整備が行き届いているためにセーフティカーの出現は少なく、中断のないスピードレースが展開される見込み。熱狂的なファンも多く、ドライバーからも評判が高いレースとなることであろう。 気候: 山の天気であるため、変わりやすい。今週の予報では、金・土の2日間がウエットになると予想されており、もし日曜のレースで天候が回復している場合は、予選とマシンセッティングが異なるために、各チームの戦略も見どころの一つとなる。
2014年優勝者: ニコ・ロズベルグ (メルセデス・AMG・ペトロナス・F1チーム) 2014年ファステストラップ: セルジオ・ペレス 1分12秒142(サハラ・フォースインディアF1チーム) ラップレコード:1分08秒337 (2003年、ミハエル・シューマッハ、フェラーリ)
※ FIAとは、Fédération Internationale de l'Automobile(国際自動車連盟)の略称
新井 康久|株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者
「レッドブルリンクは直線が長く、モントリオールに続いてパワーユニットに厳しいサーキットです。 カナダの結果を真摯に受け止め、トラブルの原因を徹底的に追及し対策を行っています。
このサーキットは標高が高く、パワーユニットの出力だけでなく車体のダウンフォースも得にくくなるため、マシン全体のパフォーマンスに影響が出ることが予想されます。パワーユニットは、カナダで投入したERSの効率向上の効果を期待しています。そして、ここでの重要な要素である空力やシャシーのアップデートと協調し、コースに適したパワーユニットのセッティングを施して臨みたいと思います。
より戦闘力の高い車に仕上げ、良いGP週末を迎えられるよう頑張ります」
レース日時:
6月19日(金):
フリー走行1 10:00~11:30 (日本時間 17:00~18:30)
フリー走行2 14:00~15:30 (日本時間 21:00~22:30)
6月20日(土):
フリー走行3 11:00~12:00 (日本時間 18:00~19:00)
予選 14:00~15:00 (日本時間 21:00~22:00)
6月21日(日):
決勝レース 14:00~ (日本時間 21:00~)
※決勝レースは71周完走、もしくは2時間経過時点の周回で終了
サーキット情報:
サーキット名: レッドブルリンク
所在地: オーストリア・スピルバーグ
コース全長: 4.326km
周回数: 71周
トップスピード: 時速330km
特徴: レッドブルリンクは今年のF1カレンダーの中で最もコーナー数が少なく、シンプルなコースレイアウトのため、ラップタイムが一番短い。オーストリアの雄大な自然を活用した、標高700m地点に位置する美しいサーキットである。一方、この標高の影響で、エンジンのパワーが必然的に落ちてしまう分、ターボなどでリカバリーを図る必要があるため、パワーユニットには大変厳しい。また、シャシーのダウンフォースも発生しにくくなるために、空力の調整も重要となる難しさを併せ持っている。タイヤはソフトとスーパーソフトの2種類が用意されていて、マシン本体のグリップ力の向上を図っている。各コーナーの避難エリアが広く、整備が行き届いているためにセーフティカーの出現は少なく、中断のないスピードレースが展開される見込み。熱狂的なファンも多く、ドライバーからも評判が高いレースとなることであろう。
気候: 山の天気であるため、変わりやすい。今週の予報では、金・土の2日間がウエットになると予想されており、もし日曜のレースで天候が回復している場合は、予選とマシンセッティングが異なるために、各チームの戦略も見どころの一つとなる。
2014年優勝者: ニコ・ロズベルグ (メルセデス・AMG・ペトロナス・F1チーム)
2014年ファステストラップ: セルジオ・ペレス 1分12秒142(サハラ・フォースインディアF1チーム)
ラップレコード:1分08秒337 (2003年、ミハエル・シューマッハ、フェラーリ)
※ FIAとは、Fédération Internationale de l'Automobile(国際自動車連盟)の略称