Honda Racing F1 Team 初日の展開
シンガポールでのGPは、今回が初開催。そしてF1史上初のナイトレースでもある。歴史的な初めてのフリー走行は、現地時間午後7時から始まった。この週末は連日スコールの予報が出ているものの、路面はこの時点で完全ドライだ。気温は28℃。そして夜が更けるにつれ、路面温度は29℃から28℃に低下した。
通常のスポーツスタジアムに比べて4倍の明るさという照明の下でレースが行われるが、ほとんど一般道を使う路面は、凹凸が目立つ。このセッション、バトンは30周を走って10番手。バリチェロは終了14分前に最終コーナーでスピンを喫し、バリアにぶつかってしまい、16番手だった。
2回目のフリー走行は、Honda勢も含め、各マシンはタイヤ比較やセットアップなど行いながら、周回を重ねる。限界を探りながらの走行で、何台ものマシンがコースアウトやスピンを喫している。バトンは32周を走って8番手と、まずまずの初日。一方のバリチェロは、タイムが伸びず25周を走行し、18番手だった。
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