■ジェンソン・バトン(4位) 「スタートさえ悪くなければ、もっと素晴らしいレースになったはずなのに、残念だよ。マシンのペースはとても良かったけれども、スタートでポジションを落とし、ピットストップで予定の位置にいられなかったので、僕らの作戦を活かすことができなかった。表彰台には届かなかったけれども、前にクルマがない時のラップタイムを見れば、誰にも負けないくらいのタイムが出ているので、マシンの戦闘力は十分に感じている。とてもポジティブな気持ちでマレーシアへ向かうことができるよ。スタートで発生したクラッチの問題を解消できれば、今日以上に、ライバルたちと良い戦いができるだろう」
■ルーベンス・バリチェロ(15位) 「チームでの最初のレースとしては少し残念な結果になってしまったけれど、序盤の走りからはポテンシャルを垣間見ることができた。ジェンソンと僕のバトルは、きっと楽しんでもらえただろう! でも、その後まもなく、ギアボックスにトラブルがあることが分かり、一つギアを失った状態でレースを続けなければならなかった。プッシュすることができず、ポイント獲得を望める状態ではなかったので、残念なレースだったよ。でも、良いペースで走れることは分かっているので、来週末に向けて問題を解決すれば、もっといいレースができるはずだよ」
■ジル・ド・フェラン Honda Racing F1 Team スポーティングディレクター 「ジェンソンは最後までプッシュを続け、トップ集団に引けを取らない素晴らしい走りを見せた。だが残念なことにスタートでクラッチにトラブルがあり、ポジションを落としてしまったことがその後のレース全体に影響してしまった。ルーベンスも序盤のうちは順調に走行していたが、一つギアを失ってしまい、チャンスを逃すことになった。バーレーンの最終結果はやや残念だが、マシンやドライバーたちのパフォーマンスには期待できるので、マレーシアを楽しみにしている」
■中本修平 Honda Racing F1 Team シニアアドバイザー ホンダ・レーシング・ディベロップメント エンジニアリングディレクター 「残念な結果でした。しかし良いところを挙げれば、ジェンソンのペースはレース中、フェルナンド(・アロンソ)やミハエル(・シューマッハ)に匹敵する速さでしたし、彼はいつもの強いレース運びを見せてくれました。スタートでもっと上位に入れるチャンスを失ってしまったのが悔やまれます。ルーベンスはデビュー戦でギアボックストラブルが出てしまい、残念でした。しかし、V8エンジンは週末を通して強さを見せたので、来週もポジティブな気持ちで臨みます」 |