■ジェンソン・バトン
3回目フリー走行 5番手 1分16秒386
4回目フリー走行 7番手 1分15秒282
予選 ポールポジション 1分15秒217
「今日はポールポジションを再び獲得できて最高だよ。ここ数ヶ月間はB・A・R
Hondaの皆にとって、とても困難な期間だったけれど、パフォーマンス向上のため、力を合わせて本当に頑張ってきたんだ。今日のような素晴らしい結果は、チームやHonda、ミシュランの全員にとってのご褒美だと思う。先週、徹底的にテストを行い、僕らはその成果を楽しみにここへやってきたんだ。正直言って、ここまで速くなっているとは思っていなかったけどね。とても良いラップだったと思うけれど、路面のグリップは低く、だからこの結果には、ちょっと驚きなんだ。でも明らかなことは、これは単に予選ではあるけれど、実は一番の難関でもあって、今日は自分達の本来の力を見せることができたと思う。僕らの明日のレース戦略は悪くないと思うし、レースでは良いペースで走れると思う。勝てるくらい、十分速いかどうかは分からないけれど、自分達が勝利からどのくらいの距離にいるのかを見極めることは、とても興味があるね」
■佐藤琢磨
3回目フリー走行 4番手 1分16秒109
4回目フリー走行 5番手 1分14秒883
予選 6番手 1分15秒729
「最後のフリー走行終了後、路面温度が高くなったことからウォームアップラップを攻めきらず、それがタイヤのグリップレベルに影響を与えてしまったようです。新しい空力パッケージは絶好調で、先週のテストでのハードな仕事の甲斐がありました。チームは、北米2連戦に向け、最高の仕事をしてくれたと思います。この週末を通して全体的に順調ですし、トップグループへの復帰の階段を上っているようです。レースに向けてのセットアップは決まっていますし、明日のレースが本当に楽しみです」
■ジル・ド・フェラン B・A・R Hondaスポーティングディレクター
「今朝のフリー走行では、マシンセットアップを改善でき、タイムシートの良い位置につけることができた。そのお陰で、気を楽にして予選に臨むことができた。しかし、ジェンソンがポールポジション、琢磨が3列目というグリッドは、チームにとって最高の結果だ。ジェンソンは賞賛に値する綺麗な走りを見せてくれた。ポールポジションからのスタートは、何にしても有利であり、明日は良いレースになることを期待している」
■中本修平 Honda Racing Developmentエンジニアリング・ディレクター
「ジェンソン選手は全くミスのない走りを見せ、琢磨選手も良いパフォーマンスを発揮してくれました。最新スペックのエンジンも好調ですし、ポールポジション獲得という素晴らしい予選になりました。明日の決勝レースでは、他チームのレース戦略を注意して見なければいけませんが、昨年ここで獲得した表彰台圏内フィニッシュを再現できるよう、最善を尽くします」 |