4歳でモトクロスマシンに乗り始めたアーロン・メア。南アフリカの国内選手権での表彰台経験や地域選手権のタイトルを獲得するなど、活躍をみせていました。2008年、ジュニアモトクロス世界選手権のMX85クラスに参戦。その後、ヨーロッパやアメリカでのモトクロス選手権に参戦してきました。

ドバイへ移ったメアは砂漠でのレースにのめりこんでいきます。バハ・シリーズでの最初のシーズンでは、ランキング3位でフィニッシュ。エミレーツ・デザート・チャンピオンシップ、UAEラリー・チャンピオンシップ、インドのデザート・ストームラリーなどでは、ファクトリーライダーをしのぐ活躍をみせ、大きな成功を収めています。さらに、19年のドバイ・インターナショナル・バハでは優勝を果たしました。同年のFIMクロスカントリーラリー世界選手権では、チリのアタカマラリー、モロッコラリーに出場。ダカールラリーには2020年大会が初挑戦となります。