チリ出身の若手ライダーで、ダカールラリーへは2015と2017の2回に出場しています。このほか、南米最高峰のラリーとして知られる「デサフィオ・ルータ40」での入賞や、2016年のFIMジュニアクロスカントリーラリー世界選手権でのチャンピオン獲得など、豊富な経験を持つ新進気鋭のライダーです。

パウロ・ゴンサルヴェスが、ダカールラリー2018開幕直前の負傷で欠場を決めたため、その代役として急きょMonster Energy Honda Teamから参戦し、総合10位に入る活躍を見せました。2019年は正式なメンバーとしてMonster Energy Honda Teamに参加し、総合8位と前年を上回る成績を残しました。FIMクロスカントリーラリー世界選手権の挑戦においては、アブダビ・デザート・チャレンジで総合3位(ステージ優勝2回)となり、年間ランキング6位でシーズンを終えました。2020年はダカールラリーの3回目の挑戦となり、さらなる活躍が期待されます。