1934年から続く、伝統のラリーです。アフリカのモロッコ王国南部で開催され、砂丘や山間部を走破する、総走行距離約2000kmのコースで争われます。ダカールラリーの前哨戦として位置づけられており、ダカールラリー参戦予定のチームが数多く参加し、実戦経験を積む場となっています。
2012年の二輪車部門には、50台以上がエントリーしており、ライダー5名体制で臨むHonda勢のほか、ダカールラリー2012優勝のKTMや、そのほかにも大手メーカーが参加し、ハイレベルな戦いが繰り広げられることが期待されます。
Hondaにとっては、現在、日本国内を中心にテストを行い、開発が続けられている「CRF450 RALLY」を実戦デビューさせる大会となります。今大会では、主にデータの収集を目的とし、実戦を通じてマシンの熟成を図っていきます。
TEAM HRCの参戦ライダーは、ダカールラリーにも出場する、ジョニー・キャンベル選手(アメリカ)、エルダー・ロドリゲス選手(ポルトガル)、フェリペ・ザノル選手(ブラジル)、サム・サンダーランド選手(イギリス)、ハビエル・ピゾリト選手(アルゼンチン)の5名です。
・レースレポート