サスペンションは前後ともに十分なストロークを確保して衝撃吸収性を追求。フロントは倒立式フォークを採用し、プロリンク式のリアサスペンションを装備。しなやかにたわむことで接地感のある操縦性を生み出す最適な剛性と、軽量化を追求したアルミ鋳造一体型スイングアームが相まって、路面追従性とともに安定感のある乗り心地を実現。また、前後サスペンションのセッティングを変更し、快適なライディングに寄与している。
※写真は海外仕様車(CRF300 RALLY)です。
前後ブレーキにはウェーブ形状のディスクローターを装備。フロント/リアの中空アクスルシャフト採用やモトクロッサーと同構造のカップ一体型リアブレーキマスターシリンダーなど、多岐にわたる部品の軽量化を突きつめて運動性能の向上を図っている。
急な操作や路面変化によるタイヤのロックを検知してタイヤの回転速度をコントロールするABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を装備。オフロード走行時にはリア側のABSをオフにできる機能が備わっている。
※ABSはライダーのブレーキ操作を補助するシステムです。ABSを装備していない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、無理な運転までは対応できません。運転するときは急なブレーキ操作を避け、安全運転をお願いします。ABS作動時は、キックバック(揺り戻し)によってシステム作動を知らせます。