2022年11月発表 2024年7月生産終了モデル
この情報は2024年7月現在のものです
メインフレームは、スリムな車体により良好な足つき性をもたらすモノバックボーン形式。素材には靭性に富んだ高張力鋼を採用している。またアルミダイキャスト製シートレールの形状もフロントアクスルからボディー後端までの長さを短縮。マス集中化とともに、力強く凝縮感のある新世代CBのシルエット実現に寄与している。
市街地、高速道路、ワインディングといった、様々な道におけるスピードレンジを想定し、軽快で上質なライディングフィールを追求するためショーワ(日立Astemo株式会社)製SFF-BP倒立フロントフォークを装備。左側フォークに減衰機構とスプリングを装備し、右側フォークにスプリングのみを装備したS.F.F.(Separate Function front Fork)により、摺動抵抗の低減と車体の軽量化に貢献する。また減衰機構はピストン径を拡大したBig Piston Front Fork構造。あらゆる速度域において安定感の高い減衰力が得られることを目指した。
*SFF-BPは日立Astemo株式会社の登録商標です。
※写真は海外仕様車です。
分離加圧式を採用したリアサスペンションには、減衰力特性のチューニングと軽量化を行った。ダンパー内のオイルと空気が混ざるのを防ぐことで減衰力を安定化。高い路面追従性による上質なライディングフィールを追求。また、スプリングに高強度材を用いることで軽量化も実現している。
※写真は海外仕様車です。
フロントにはφ310mmの10ピンフローティングディスクとTOKICO製のラジアルマウント式4ポッドキャリパーを装備。バーチカルピストンマスターシリンダーを採用し、レバー比の最適化も図っている。また、フロントリザーブカップはCB1000Rのスタイリングにマッチしたデザインとした。クリアブラックの外観が洗練された印象を与える。リアはφ256mmのシングルディスクと2ポッドキャリパーを採用。制動力とコントロール性の両立を図った。
※写真は海外仕様車です。
ブレーキには、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を採用。前・後輪に装備した車輪速センサーからの情報をもとに、走行中、自己診断機能付ECUがタイヤのロックを監視。ブレーキのかけ過ぎや急な路面変化によるタイヤのロック傾向を検知すると、タイヤの回転速度をコントロールしブレーキング時の安心感を高める。
※ABSはライダーのブレーキ操作を補助するシステムです。ABSを装備していない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、無理な運転までは対応できません。運転するときは急なブレーキ操作を避け、安全運転をお願いします。ABS作動時は、キックバック(揺り戻し)によってシステム作動を知らせます。