ポールポジションは、カスマ・ダニエル・カスマユディン(ヤマハ)が獲得しました。4番手にアンディ・イズディハール(ASTRA HONDA Racing Team)、6番手にアズロイ・アヌア(Musashi Boon Siew HONDA Racing Team)、クリッチャポーン・ケウォサンティ(A.P.HONDA Racing Thailand)が8番手、ヘルミ・アズマン(Musashi Boon Siew HONDA Racing Team)が9番手、パサーウィト・ティチバーク(A.P.HONDA Racing Thailand)が10番手、レーザー・ダニカ・アーレンズ(ASTRA HONDA Racing Team)が11番手から決勝に挑みました。

レース1、レースをリードしたのはピラポン・ブーンラート(ヤマハ)で、カスマユディン、ラムダン・ロスリ(ヤマハ)、アダム・ノロディン(ヤマハ)、イズディハールらが僅差で追います。カスマユディンが首位を奪うと、ノロディン、ロスリが追いますが、ロスリは11ラップ目に転倒。トップ争いはカスマユディン、ノロディン、ブーンラートの3台となり、最終ラップにノロディンがトップに立ち、優勝を飾りました。Honda勢最上位はアズマンの5位、ティチバークが6位、アーレンズは10位、ケウォサンティは13位。イズディハール、アヌアはリタイアに終わりました。

レース2、カスマユディンがレースをリードし、ノロディンがカスマユディンを捉えてトップに浮上しますが、すぐにカスマユディンが首位を奪い返します。

トップ争いは10台もの大集団となり、激しいバトルを繰り広げ、周回ごとにポジションを入れ替える戦いが続きました。5ラップ過ぎには、カスマユディン、ノロディン、イズディハール、ブーンラートの4台が集団を抜け、トップ争いを繰り広げます。3番手に浮上したイズディハールが11ラップ目に痛恨の転倒で、トップ争いから脱落となりました。トップ争いは3台に絞られ、ブーンラートが首位に躍り出ますが、最終ラップの最終コーナーで、インを刺したカスマユディンが優勝を飾り、ノロディン、ブーンラートの順でチェッカーを受けました。アヌアは4番手の攻防で競り勝ち、4位となりました。ティチバークは5位、アズマンは6位、アーレンズは7位、ケウォサンティは8位。11位にチェン・ユア・ハン(WUYANG- HONDA Racing Team)が入りました。イズディハールは15位となりました。