 |
|
 |
 |
 |
AMAスーパークロス
Atlanta
[2002.02.23] |
|
第8戦 アトランタ(ジョージア州) |
2002年 2月23日開催 |
天候:晴れ 気温:昼13℃/夜1℃ コースコンディション:ドライ
観客:69,471人
 |
カーマイケル2連勝!
 |
カーマイケルがスタートトゥフィニッシュで、今季2度目の2連勝を飾った。ホールショットを取ったカーマイケルは、序盤パストラーナに追走されたが、中盤以降はビーラマン、マクグラスに大差をつけて優勝。復帰2戦目のトーテリも好スタートから4位に入り、完調をアピールした。フォンセカは1周目のクラッシュで最後尾から追い上げて11位。なお、ラ・ロッコは1週間前に負った右手首の脱臼により欠場、ラムゼイも脳震盪と肩の負傷で欠場している。 |
|
ホールショットのカーマイケルの後に、パストラーナ、ビーラマン、フォンセカ、トーテリと続く。前戦の1−2フィニッシュを思わせる展開ではあったが、1周目のフィニッシュジャンプ手前の左コーナーで、フォンセカが転倒を喫し、最後尾からの再スタートとなってしまった。
序盤、カーマイケルは背後にパストラーナのマークを受けていたが、カゼで体調を崩していたパストラーナは、6周を終えたところで自らリタイア。これでカーマイケルは独走態勢を固めることになった。5秒ほど遅れて2位にはビーラマン、3位にはマクグラスが上がって来る。4位争いはトーテリとロンカダによって繰り広げられていたが、6周目からはロンカダが前に出る。
中盤、カーマイケルのリードは7〜8秒に広がり、ビーラマンとマクグラスも間隔を空けた単独走行を続ける。トップ3が決定的となる一方で、終盤激しくなったのが4位争い。ロンカダに抜かれた後も追撃の手を緩めなかったトーテリは、18周目にロンカダをクリーンパス。この踏んばりでトーテリは、4位の座をつかむことになる。
レースは終始リーダーを務めたカーマイケルが、8位までを周遅れにするハイペースで優勝。前回に続く2連勝によって、ランキング首位のビーラマンとの差を20ポイントまで縮めたカーマイケルは、このアトランタで足場を固め、地元での大事な一戦となるデイトナに赴く。
R.カーマイケル(優勝)
スタートが上手く決まったのが何よりだったね。おかげで有利にレースを運べたし、2連勝でポイント差を縮めることができてうれしい。でも楽勝だったわけじゃない。トップライダーはみんないい走りをしていたし、オレの行き場は前に向かうしかない。そのためには全力を尽くしたし、勢いもつかんだつもりだ。今夜のコースはフープスがきつかった。途中で何度かフロントを落としそうになって、腰を引くと今度はリアから突き上げを食らうという状況だった。みんなの目標はレースに勝つことかもしれないけれど、オレの目標はタイトルを手にすること。チームの全員がシーズンオフから努力してきたのは、2位になるためなんかじゃないんだ。
S.トーテリ(4位)
先週レースに復帰したばかりなのに、表彰台に限りなく近づくことができてうれしい。肩の筋肉が治ってきて、ライディングを始めたのが先月のことだったから、開幕から6戦も休まなければならなかったんだ。ここまで到達できたのもチームスタッフやコーチのヤニック・カーベラのおかげだし、自分を支えてくれたみんなに感謝したい。レースに復帰する前は、チャンピオンの望みは絶たれてしまったし、スーパークロスシーズンをアウトドアナショナルへ向けての準備期間に利用しようと思っていたけれど、今は感触もいいので毎レース少しずつでもポジションを上げていきたいと思ってる。今のオレには失うものは何もないので、かえってリラックスして走れる。それが好結果を生んでいるのかな。
|
レース結果などの詳しい情報は、こちらでご覧いただけます。
American Honda オフィシャルサイト

AMAオフィシャルサイト
|