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釣り方
長谷文彦さん
長谷文彦さん
東京・芝で150年以上続く老舗「おかめ寿司」の五代目。普段は毎朝築地で魚を仕入れ、休みの日にはタナゴやフナ、テナガエビ、ハゼなど江戸前の釣りに親しむ。DVD『ハゼ&手長エビ釣り』では、釣りのテクニックだけでなく見事な包丁さばきと流暢なトークを披露している。
◎おかめ寿司=東京都港区芝4-9-4/03-3451-6430

※このコンテンツは、2010年8月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
ハゼ
ハゼは日本全国の沿岸部にすんでいる魚だ。簡単に数が釣れるため、非常に身近な存在である。釣りの対象魚としてもっとも人気があるのは東京湾一帯だろう。
タナゴテナガエビなどと同様に、小物でも釣趣を重んじる「江戸前の釣り」のひとつとして、古くから愛されてきた。
ハゼにはたくさんの近縁種がいるが、釣りの対象魚になっているのはおもにマハゼ汽水域や内湾の砂泥底を好み、海底付近でエサをとる。夏になると浅瀬に押し寄せ、川に入り込んで淡水で釣れることもある。
ハゼの寿命は1年。春から初夏に生まれたものが徐々に成長して、夏休みのはじめには10cm前後になる
ハゼの寿命は1年。春から初夏に生まれたものが徐々に成長して、夏休みのはじめには10cm前後になる
7月ごろはまだ「デキハゼ」と呼ばれる小型が多いが、8月もお盆を過ぎると20cm近いハゼがサオを曲げてくれる
7月ごろはまだ「デキハゼ」と呼ばれる小型が多いが、8月もお盆を過ぎると20cm近いハゼがサオを曲げてくれる
ハゼは海底におなかをつけて生活する。砂地が大好きなので、岩場ではあまり釣れない
ハゼは海底におなかをつけて生活する。砂地が大好きなので、岩場ではあまり釣れない
腹ビレは吸盤のようになっているので、時には護岸の壁にぴったり張りついていることも
腹ビレは吸盤のようになっているので、時には護岸の壁にぴったり張りついていることも
頭部をよく見ると、身体のわりに口が大きいことが分かる。この口でエサをひと呑みにするため、大型のほうがハリに掛かりやすい傾向がある
頭部をよく見ると、身体のわりに口が大きいことが分かる。この口でエサをひと呑みにするため、大型のほうがハリに掛かりやすい傾向がある
ハゼ釣りに難しいテクニックは要らない。身近にある安全な場所で、子供から老人まで誰でも楽しめるのがいいところだ
ハゼ釣りに難しいテクニックは要らない。身近にある安全な場所で、子供から老人まで誰でも楽しめるのがいいところだ
※このコンテンツは、2010年8月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。