オデッセイ

購入検討中の方必見!オーナーの購入体験記

オデッセイに恋して10年

ピヨコンさん
男性/30代/大阪府


2004年2月27日

家族会議大賞受賞投稿

子供が産まれるから きっかけ:
子供が産まれるから
オデッセイに恋して10年
クルマのご購入を考えたきっかけ
年の瀬も押し迫った頃、私は新型オデッセイのことで頭がいっぱいでした。と言うのも、初代が発売された頃にオデッセイを見初めてから10年越しに恋し続けてきたからです。当時はバイトに明け暮れていた大学生。彼女もやっと出来たばかりの私が、多人数乗車のミニバンであるオデッセイに見合うには程遠いように思われ、「いつかはオデッセイ」そう心の中で思っていたのです。
社会人になってから相棒に選んだのはCR-Vでした。スキーが趣味の私にはぴったりで、結婚後もCR-Vは私と妻の良きパートナーでいてくれました。しかし新型オデッセイの発売で、私の中で「いつかはオデッセイ」の言葉がぐるぐる回るようになりました。そういえば、CR-Vのタイヤが磨耗しているからそろそろ買い換えねばなりません。2度目の車検も夏に控えています。「いつか…って、もしや今のことではないか!?」新型オデッセイを前に私の心はグラグラ揺れていました。
ご購入までのエピソード・ストーリー
ある日、妻と買物に出かけた帰りに、スーパーの向かいにあるHondaクリオ店が目に入りました。ショールームには、光り輝くボディを見せ付けるかのように鎮座している新型オデッセイの姿が!「ちょ、ちょ、ちょっと見てええかな。見るだけやから」恐る恐る妻の顔色を伺うと、意外にもあっさりOKが出ました。「ちょうど喉渇いてたし♪」妻は『ディーラー=コーヒーがタダで飲める所』だと認識しているようでした。
店内に足を踏み入れるより早く、営業マンが駆け寄ってきました。「オデッセイを見たいのですが」と言う私に満面の笑みで「ちょうど試乗車が空いておりますし、もしお時間がありましたら、試乗されてみませんか?」と語りかけてきました。試乗! 憧れ続けてきたあのオデッセイに試乗!? 私が答えるより先に思わぬところから声があがりました。「せっかくやったら、乗ったらええやん」好意的な妻の口ぶりの裏に“乗るだけならタダやろ”そんな言葉が隠されているようでしたが、せっかくのチャンス、逃してなるものか!と、私はオデッセイに飛び乗りました。
試乗が夜で良かった…そう思ったのは、エンジンをかけた時に浮かび上がったインパネの青いイルミネーションを見た時でした。声にならない感動が体中を走りぬけました。「か、かっこいい…」「そうでしょう。これが自慢なんです!」と、営業マンも嬉しそうに後部座席からの身を乗り出して言いました。「へぇー、キレイやねぇ。CR-Vと全然違うんやね」妻も見とれていました。
走り出すと初めて乗ったCVTの変速のない滑らかな走りと静粛性に驚きました。アクセルを踏み込むと、大きなボディに似合わないするどい加速を見せてくれました。車高の低さも手伝って、カーブでの安定感も私を満足させてくれるには十分でした。新型オデッセイを体で感じた私の心は高ぶるばかり。しかし、妻は試乗したからと言って、買い替える気になったわけではありませんでした。「まだウチのCR-Vは十分乗れるからね」…それはそうなのですが、私のこの熱い思いはどうしたらいいのでしょう。妻を説得しようにも糸口が見つからず、ただただカタログを眺める毎日でした。
何が購入の決め手になりましたか?
試乗してから一ヶ月後のこと…。仕事から帰宅する私に妻が恥ずかしそうに言いました。「あのね、私、赤ちゃんが出来たみたい」あ、あ、あ、赤ちゃんッ!? 結婚3年目にして、待望の我が子が妻の体内に宿っていたのです。その日から家族が増えることを前提にいろいろな話をするようになりました。「いろいろと物入りにはなるけど、必要なものは揃えていかなアカンね」マタニティグッズに新生児グッズ、カタログを見ながらあれやこれや話すのも楽しいものでした。
「チャイルドシートって結構、場所をとるんやね」ベビー&チャイルドシートのカタログを片手に妻が言いました。後部座席の半分は子供に占領させることになると、5人乗りの我家のCR-Vでは両親を乗せることができなくなります。キラーン☆チャーンス!!! この時ほど私の目が鋭く輝いたことはないでしょう。オデッセイなら3列シートなので、私と妻、生まれてくる子供、それに両親2人を乗せても十分です。車検を2度通すと下取り額が下がること、タイヤを換えなければいけないこと、今が「いつかはオデッセイ」の“時期”であるということ…私は妻に熱く語りました。10年越しの恋が実るか実らないかが、妻の決断にかかっているのですから、私も真剣です。
まだ(妻の)購入の決心がつかないまま、CR-Vを購入したディーラーに足を運んでみました。そこにあったのが、メテオールシルバー色のオデッセイでした。インテリアカラーはモーブ。以前試乗したときとは全く違った印象でした。「この色いいやん!!!」たまたま出会ったメテオールシルバーが、迷っていた妻の心を鷲づかみにしたのです。長い付き合いの営業マンに条件面を頑張ってもらった上に様々な心遣いしていただき、とうとう妻が購入の決断をしました(色は妻の意向でメテオールシルバーに決定。内装はモ―ブに)。恋焦がれ続けたオデッセイに、愛する妻と我が子を乗せて走る日を夢見ながら、納車の日を指折り数えて待っています。