フィット

購入検討中の方必見!オーナーの購入体験記

決戦の時、来たるっ!

ともぐずさん
男性/40代/神奈川県

1.3A
2004年10月22日

家族会議大賞受賞投稿

とにかくこの車が欲しかったから きっかけ:
とにかくこの車が欲しかったから
決戦の時、来たるっ!
クルマのご購入を考えたきっかけ
「フィットが欲しい!」と思ったのはもう半年以上も前のこと。趣味のバンドでキーボードを担当する私は、練習の度に2台のシンセ(総重量40kg超!)を持っていかなければなりません。当時のクルマは室内がとても狭く、助手席を後ろいっぱいに倒して前のドアから長尺(165cm!)の重たいシンセをなんとか取り回して積み込むありさま。これは何度やってもシンドい作業で、何よりこの状態では家族3人が一緒に乗れないという致命的な問題も抱えていました。そんな私にとってフィットは、2台のシンセを後ろからストーンと楽々放り込めそうな広いラゲッジルームといい、それでいてコンパクトなスタイルといい、まさに「憧れのクルマ」でした。
ご購入までのエピソード・ストーリー
折に触れフィットの良さを家内にアピールするも、娘の入園で緊迫した家計を預かる彼女は全く聴く耳を持ちません。それもそのはず、当時のクルマは去年の11月に車検を通したばかり。今年に入って会社の所属部門が丸ごと子会社に移ることが決まり、僅かながら一時金が出そうな話をしても、「クルマは買わないわよっ!」と、いとも簡単に見透かされて強烈な先制パンチを食らう始末でした。そもそも原因となる2台目のシンセを12月に買ってもらった自分としては、なんとも立場が弱い限り…。「来年の車検までは無理だな…」と諦めきっていた状況を見事にひっくり返してくれたのが、ある夏の土曜に舞い込んできた一枚のチラシでした。
「…け、決戦の時来たるっ!」―思わずそう呟いたチラシには、裏一面に箱根のロードマップが載っていて、来店すれば有名ホテルや観光スポットの招待券が当たるとのことでした。ちょうど3週間後に箱根への旅行を控えていた我が家にとっては、超ウルトラタイムリーな企画モノ! ということで、早速私は家内に「見てごらん、今Hondaに行くと箱根のホテルが抽選で当たるんだって」と水を向けると…。シテヤッタリ! 旅行大好き人間の彼女は予想通り快諾、メデタく我が家は一路Hondaのディーラーへ♪
何が購入の決め手になりましたか?
元々クルマの運転が好きな彼女のこと、試乗すると「このまま高速に乗りた〜い」と言うくらい、すぐにフィットを気に入ってくれました。乗り続けようと思っていたクルマについても、「来年だと車検が近くてほとんど値が付かないかもしれない」ということで意見が一致、二人とも一挙に「買いモード」へ突入! ところが、冷静さを装って「他のクルマも見てみようか?」と当て馬(失礼!)のつもりで試乗した競合T車へ彼女がなびいてしまったり、その劣勢を挽回するため娘に「赤」いフィットと「グレー」のT車の写真を見せて「どっちに乗りたーい?」と聞いたのにT車の方を指差されてしまったり…などとまぁ、神サマの気まぐれ(?)に悩まされるキワドい場面もありましたが、入社1年目のセールスマンの方の親切な対応のお陰もあって、なんとか話がまとまりました。
実際に乗ってみても、ラゲッジルームの広さとカーブでの安定感は快適そのもの。「遠くまで走りたくなるクルマだよね」とは彼女の弁。「この歳になって大丈夫かな?」と思ったミラノレッドも、その深い色合いは、選んでくれた娘はもちろん、家族全員のお気に入り。やっぱり「元気が出る赤」にして良かったなと思います。これまでクルマに対する思い入れがそれほど強くなかった私にとっては、免許取得20年にして初めて「欲しくて欲しくてたまらないぃっ!」と思ったクルマ。子供にかこつけて(?)フィットのミニカー、チョロQ、プラモデルまで買いアサってしまった辺り、少々浮かれすぎの感もありますが、ホントにHappyで満足しています。え? 箱根の招待券はどうなったかって? もちろんハズれてしまいましたよ(笑)