アコード

購入検討中の方必見!オーナーの購入体験記

SOHCへの戸惑い

長谷川浩久さん
男性/40代/海外

2.3ES
2005年4月2日

クルマのご購入を考えたきっかけ
以前の車が走行18万キロになってしまったため、買い替えが必要でした。
ご購入までのエピソード・ストーリー
私が購入したのは2001年式のTYPE Vという、UK製 2.3リッターのアコードです。この車に決めるまでに本当に迷いました。値段とかそういう問題ではありません。エンジンタイプが気になったのです。最近の車のエンジンはほとんどがDOHCなのに、このシリーズはすべてSOHC
VTECエンジンでした。本田宗一郎氏の伝記などを読み、自分なりになぜこのシリーズの車(TYPE Rを除く)のエンジンがDOHCでは無くSOHCなのかを考えました。もしこの車がDOHC
I VTECエンジンなら何も考えずに購入したのですが…。時代遅れかな、とも考えたのですが、Hondaがこのエンジンを搭載したのには何か分けが有ると考え、その真相を探求する事にしました。
逆に考えるとDOHCにする必要があるのか? とまず思いました。SOHCエンジンでも7千回転位は回るし、通常の運転では7千回転もいらない。DOHCは吹き上がりが良く圧縮率が高いのでSOHCより寿命が短く、エンジンを回すと燃費が上がる。SOHCはDOHCよりも軽い。2.3リッターSOHCエンジンでも154馬力あるので、前乗っていたN社の2リッターDOHCエンジンよりも効率が良い。もちろんDOHC I VTECのTYPE R220馬力より仕様は落ちるけど、私には220馬力は必要無い。さすがHonda、余計なものを切取り必要なものに専念するこの態度。なぞが解けました。
2年半後、ニューアコード2.4リッターを試乗しましたがそこで理解出来たのは、ニューアコードの素晴らしさよりもHondaのSOHC VTECの素晴らしさでした。私はスペインのフリーウエイを良く使います。5千7百回転からレッドゾーンですが、このエンジンの吹き上がりには驚きます。5速で5千5百回転だと約200キロ出ます。通常のDOHCよりすごいと思います。SOHCは古いエンジンだと言う観念をこの車は吹き飛ばしてくれました。
何が購入の決め手になりましたか?
SOHCエンジンの5千回転くらいの吹き上げと排気量。そして金額です。