GIORNO Crea - 1999.06

GIORNO Crea
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U字型断面ダイキャストフレーム


 従来、ダイキャスト製法を用いた場合は、鋼管のように中空断面や、目の字断面のような閉じた断面構造が取れないため、高い剛性を得るにはより多くの容積を必要としました。特にダイキャストによる独自の形状が、捻れや曲げの力が発生した時の剛性に大きく影響し、加わる荷重の方向が変化すると、剛性が大きく変化するなどの課題がありました。
 また、一般的にダイキャストは鉄に対して変形しにくく、鋼管フレームと比較した場合、衝撃荷重の吸収には限界があり、しなやかさと剛性感を両立させることが困難でした。

  これら、ダイキャストが抱える課題を解決するために、今回新たに、断面基本形状をU字型とし、フロントからリアにかけて向きを反転させた構造(逆U字)を新開発し、鋼管フレームと同等のスペース効率で、同等以上の剛性と衝突安全性を両立するアルミダイキャストフレーム構造を実現しました。

アルミダイキャストフレーム アルミダイキャストフレーム

 



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