PGM-FI


■電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)
 燃料供給装置には、電子制御燃料噴射装置「PGM-FI」を新たに搭載。これに伴い、燃料タンクには、加圧した燃料をインジェクターに供給するための電気式フューエルポンプを内蔵しています。インジェクターは、微粒化性能に優れた8ホールインジェクターを各気筒に1基ずつ装備し、また、制御部には高精度の32bitプロセッサーECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)を採用しています。これらの組み合わせにより、走行条件に応じて常時最適な燃料噴射量と噴射タイミングをコントロールすることで、優れたレスポンスと、よりスムーズな加速や滑らかな走りとともに、始動性の向上を実現。また、後述の「HYPER VTEC Revo」とあいまって、作動バルブ数に応じた最適な燃料供給を行い、燃焼効率を高めることで、環境性能のさらなる向上に寄与しています。このPGM-FIとエキゾーストパイプ内に新たに装備した触媒装置(キャタライザー)との相乗効果により、平成19年国内排出ガス規制に適合させています。

スロットルボディー


■IACV(インテーク・エア・コントロール・バルブ)
 新たにスロットルボディーに装着しているIACV(Intake Air Control Valve)は、吸入空気量の制御を行なうことで、アイドリング時におけるエンジン回転数の安定化や、始動性の向上を目的としたデバイスです。このIACVの採用により、冷間、低温、高地といった環境下でも、吸入空気量を増加させることで始動性を向上させ、始動時からアイドリング時において、より繊細なエンジンコントロールを可能としています。





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