LEGEND
LEGEND
ドライバーズカーのための進化技術

一歩進んだドライバーズカーの実現のために、全タイプに振動入力を低減しながら操縦安定性と乗り心地をさらに高次元でバランスさせる新レイアウト・エンジンマウンティングシステムや、発泡タイプの軽量高性能制振材のアンダー・フロア面への採用。遮音材・吸音材・制振材の適材適所への採用による、大幅な重量アップを伴わない高い静粛性の確保など、徹底した騒音・振動対策による快適な乗り心地の確保をめざしました。
また、ファジー理論の応用によって、なめらかなATシフト制御を実現したPROSMATEC機構(Type F)を採用。一層精度の高い自車位置表示を可能にしたGPS付きホンダ・ナビゲーション・システム、オーディオにこだわりを持つ方々にも深い満足をいただけるピュア・サウンド・システム、キーレスエントリーやトランクキーレスオープナーなどの快適装備なども用意しています。
さらに、フロント・グリルやリア・エンブレム、メーターパネルなど随所にデザイン変更を施すなど、ドライバーズカーにふさわしい高質な仕上げとしました。

(全タイプ)
PROSMATEC(Type F)は、ドライバビリティの向上を目的として、様々な走行状態に応じたファジーATシフト制御を行う、さらに進化した変速スケジュールシステムです。
ファジー理論は、「非常に」「かなり」「わずかに」など、人間の感覚に近いあいまいな量を数値化できるようにした理論で、これを応用することによって熟練ドライバーのシフト操作に近いシフト制御を実現しました。
PROSMATEC(Type F)では、
(1)アクセルペダルの踏み込み量 (2)シフトポジション
(3)ブレーキ信号 (4)エンジンの回転数
(5)車速 (6)車速から算出された加速度
(7)エンジン水温  
の7つの情報をもとに、クルマの走行状態を把握するとともに、ドライバーの意志をより的確に推測し総合判断することで、最適なシフト制御を実現しています。 とりわけ、従来のPROSMATECにおいては、5つのシフトスケジュールモードから最適なものを選択していたのに対し、Type Fではファジー理論を応用することによって連続的な無段階切り替えを実現しました。

●UP HILLモード
登坂路と判断すると、3速から4速へのシフト車速は平地での設定より高くなり、3速の走行領域が増加します。また、4速で走行中は、一旦キックダウンすると3速を維持します。これによって頻繁な3速←→4速間のシフトの繰り返しを防止し、パワフルでスムーズな登坂走行を可能としました。また、ファジー理論により登坂路の勾配に応じて、シフトスケジュールは連続的に変化します。
UP HILLモード UP HILLモード
●DOWN HILLモード
降坂路と判断すると、スロットルOFF時に3速から4速へシフトする車速は平地走行より高い設定となり、3速の走行領域が増加します。ファジー理論によってドライバーの意志判断を行い、ブレーキ操作の際に4速から3速へとシフトダウン。軽いエンジンブレーキ効果で、スムーズに降坂走行します。また、再加速時には4速までシフトアップする設定としました。
DOWN HILLモード DOWN HILLモード
●CITYモード
40km/h以上からの減速時には、コンピュータが減速判断を行い、4速から3速に早めにシフトします。これによって、軽いエンジンブレーキ効果が得られるとともに、スムーズな再加速を可能としています。特にコーナーや市街地走行で、減速・再加速する際に有効なモードです。
CITYモード CITYモード



← 前のページへ --- 目次へ --- 次のページへ →

プレスインフォメーション トップへ