ELYSION FACT BOOK
ELYSION 2004.05.13
クォリティ・パフォーマンス[エンジン-2]
「平成22年度燃費基準+5%レベル」を達成した、クラストップレベル※1の燃費性能。

「可変シリンダーシステム」によるエンジン単体での大幅な低燃費化に加え、DBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)による緻密なスロットル制御や、トランスミッション、エアコンディショナーとの協調作動などエンジン負荷を低減し、実用燃費を向上。圧倒的な低燃費9.8km/L(10・15モード)※2を実現し、「平成22年度燃費基準+5%レベル」の優れた燃費性能を達成しています。
※1 3.0Lクラス ミニバン ※2 FF
平成22年度 燃費基準+5%達成車
「平成22年度燃費基準+5%達成車」表示マーク
平成22年度燃費基準を5%以上上回る優れた
燃費性能を達成した車両に与えられます。
国土交通省「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」認定を取得した優れたクリーン性能。

シリンダーヘッド内で燃焼ガスを集合させるエキゾーストマニホールド一体構造とし、両側のシリンダーヘッド直下に高密度キャタライザーを設置。燃焼ガスの熱損失を大幅に低減し、キャタライザーの早期活性化を実現することでコールドスタート時の浄化性能を高めています。さらに、床下にもキャタライザーを設置することで、気筒休止状態が長く続き片側バンク直下のキャタライザーの温度が低下した場合にも、確実に排出ガスの浄化を行います。また、直下型キャタライザーそれぞれにリニアA/FセンサーおよびO2センサーを配置し、きめ細かく空燃比を制御。さらに高霧化12穴インジェクターを採用したうえできめ細かな制御を行い、より完全に近い燃焼を実現することで燃焼ガスそのものをクリーン化。その結果、国土交通省「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」認定を取得しています。
低排出ガス車
「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」
認定車表示マーク

平成17年排出ガス規制のNMHC、NOxについて基準値を75%以上下回る優秀な環境性能を達成した車両に与えられます。
フロントのショートノーズ化に貢献する軽量・コンパクト設計。

エンジン補機類の駆動に採用したサーペンタイン式ベルトや、高強度タイミングベルトの採用、一体構造のエキゾーストマニホールドなどによりエンジン全幅をコンパクトにしました。これによりエンジンブロックやシリンダーヘッドをコンパクトにでき、アルミダイキャストインテークマニホールドの採用とあわせて軽量化も実現。キャビン拡大のためのショートノーズ化に貢献しています。
自然でリニアなアクセルフィーリングが得られるDBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)を採用。

電子制御スロットルコントロールシステム、DBWを採用しました。アクセルペダル操作をセンサーによって電気信号に変換し、ECUでエンジン回転数などから走行状況に最適なスロットル開度を算出。アクチュエーターがスロットルバルブをダイレクトに制御することで、より緻密で自然なスロットルコントロールを可能にしています。さらに、5速ATとの協調制御やVSAとの組み合わせに加え、可変シリンダーシステムとも緊密に協調することで、よりいっそうスムーズでコントローラブルな走りを実現し、低燃費にも大きく貢献しています。
スムーズで燃費向上にも貢献するクルーズコントロール制御。

可変シリンダーシステムを効率よく切り換えるように、クルーズコントロール作動時のスロットル制御を最適化。できるだけ気筒休止状態での走行を多くして燃費を向上し、不要な切り換えを抑えることでスムーズな走行を可能としています。また、IHCC(車速/車間制御)においても同様に作動し、前走車に接近しエンジンブレーキが必要な場合や、加減速を繰り返す前走車に追従する場合には、状況に応じて6気筒燃焼で走行します。
低速域からの力強さと低燃費を両立し、優れたクリーン性能を同時に達成した、
ハイバランスユニット。2.4L DOHC i-VTECエンジン。
(M、G、X)
Honda独創のVTEC(可変バルブタイミング・リフト機構)に加え、吸気バルブタイミングの位相をエンジン負荷に応じて連続的に制御するVTC(可変バルブタイミング・コントロール機構)を組み合わせた、高知能化バルブタイミング・リフト機構i-VTECシステムにより、118kW[160PS]、218N・m[22.2kg・m]を発揮。排気抵抗を低減する可変流量サイレンサーの採用などにより、特に常用域で力強いトルクを発生し、街中から高速クルージングまでゆとりある走りを生み出します。しかも、低回転時には吸気バルブの片方を休止させるVTEC機構をはじめ、高効率な燃焼制御により優れた燃費性能を実現。同時にハイレベルなクリーン性能も達成しています。 2.4L DOHC i-VTECエンジン
2.4L DOHC i-VTECエンジン 2.4L DOHC i-VTECエンジン性能曲線図
「平成22年度燃費基準+5%レベル」を達成した優れた燃費性能。

i-VTECシステムによる高度な燃焼制御や低回転時に吸気2バルブの片方を休止させるVTEC機構に加え、各部のフリクション低減やトランスミッション、エアコンディショナーとの協調作動によりエンジン負荷を低減し、実用燃費を向上。10.2km/L(10・15モード)を実現し、「平成22年度燃費基準+5%レベル」の優れた燃費性能を達成しています。
※ FF
平成22年度 燃費基準+5%達成車
「平成22年度燃費基準+5%達成車」表示マーク
平成22年度燃費基準を5%以上上回る優れた
燃費性能を達成した車両に与えられます。
国土交通省「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」認定を取得した優れたクリーン性能。

エアアシスト付高霧化インジェクターやリニアA/Fセンサー、セカンダリ−O2センサーの高精度な空燃比制御により、燃焼ガスそのものをクリーン化。そのうえで、低ヒートマス排気管を使用した後方排気システムの採用などによって燃焼ガスの熱損失を低減し、大容量・高密度セルキャタライザーの浄化性能を最大限に発揮させることで、優れたクリーン性能を実現しています。その結果、国土交通省「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」認定を取得しています。
低排出ガス車
「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」 認定車表示マーク
平成17年排出ガス規制のNMHC、NOxについて基準値を75%以上
下回る優秀な環境性能を達成した車両に与えられます。
フロントのショートノーズ化に貢献する軽量・コンパクト設計。

エンジン補機類の駆動に採用したサーペンタイン式ベルトや、サイレントカムチェーン、高剛性ロアブロックの採用などによりコンパクト化を実現。キャビン拡大のためのショートノーズ化に貢献しています。



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