コメント

ホルヘ・マルティン(Moto3 1番手)
「ミディアムとハードタイヤの両方で、いいペースで走ることができたので、日曜日の決勝では、気温など、コンディションの見極めがたいへん重要になりそうです。それが理解できれば、正しいタイヤを選ぶことができます。マシンの感触はとてもよく、テストを行ったヘレスと同じなので、明日はさらにいろいろ試して、改善していきたいです」

エネア・バスティアニーニ(Moto3 3番手)
「多くのテストを終えて、開幕戦の舞台に戻ってこられてうれしいです。FP1は、気温が高く、路面が汚れていました。スライドしていたので無理をせず、トップとの差を縮めようとしていました。結果的にトップタイムでした。FP2はコンディションが変わり、路面コンディションがかなりよくなったので、ハードとミディアムの両方のタイヤでいいタイムを出すことができました。特にミディアムは、プッシュすることができたし、マシンの理解をさらに進めることができました。コーナーの進入をよくするために、もう少し取り組まなければなりませんが、方向性は分かっているので、予選に向けて準備を整えることができます」

佐々木歩夢(Moto3 16番手)
「FP1はセッション開始直後に転び、30分くらいロスしました。自分のミスで転んだので、仕方ありません。FP2は気持ちよく乗れたのですが、順位はあまりよくありませんでした。現状、ほとんどセッティングするところもないのですが、どうすればいいのかという部分でスタッフと意見がわかれました。日中と夕方のコンディションが違いすぎるので、タイヤのテストも夕方にやるしかないのですが、FP3はトップ10、予選はトップ6で終わりたいです」

鳥羽海渡(Moto3 22番手)
「FP1はいい走りができました。FP2も単独で走って2分7秒台までいけたので、順位は悪かったのですが、いい一日でした。スリップを使えば1秒は上げられることが分かっているので、明日の予選はトップ5、悪くてもトップ10は絶対という気持ちです。今日は、FP1よりFP2の方がコンディションがよく、風もなくて走りやすかったです。今日はホルヘ・マルティンの後ろについて走るチャンスがあり、自分の遅いところも分かり、勉強になりました。今大会は5kg、体重を落としてきたので、マシンのスピードも上がったと思います」

鈴木竜生(Moto3 DNF)
「セッション終盤に11コーナーで転んでしまいました。コーナーではらみ、縁石に乗った瞬間で、あっという間のことでした。おそらく汚れていたのだと思います。そのときに手を強く打って、右手手首のくるぶし付近のとう骨を骨折、今大会を欠場することになりました。すごく残念です。悔しいです。でも、2週間から3週間でマシンに乗れるらしいので、次のアルゼンチンGPに向けてしっかり治して復帰したいです」