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SUPER GT 500 第7戦 in チャーン・インターナショナル・サーキット
2017年10月07日(土)

大荒れのコンディションの中、#17塚越/小暮組が予選3番手につける


  • 天候:
    曇り

  • コースコンディション:
    ウェット

  • 気温:
    24℃(15時00分時点)

  • 路面温度:
    31℃(15時00分時点)

10月7日(土)、タイのブリーラム県のチャン・インターナショナル・サーキットにて、シリーズ唯一の海外戦である第7戦「Chang SUPER GT RACE」の公式予選が行われました。ブリーラムは朝から天候が不安定で、朝のフリー走行はフルウェットコンディションで行われました。

その後コースは乾いたものの午後になって再び激しい雨が降ってコースはフルウェットコンディションに戻り、午後3時(日本時間の午後5時)からの公式予選は、雨が止み走行ラインのみが乾き出すという難しいコンディションで始まりました。

Q1では#8野尻智紀/小林崇志組が4番手、#17塚越広大/小暮卓史組が5番手、#64ベルトラン・バゲット/松浦孝亮組が7番手のタイムを記録、3台のHonda勢がQ2に進出しました。Q1の途中でコースは乾き始めていましたが、その後コースの一部で再び降雨があり、難しいタイヤ選択が求められる状況下でQ2が始まりました。

ドライタイヤを選んだ#17塚越選手は慎重にタイヤを暖めるとコースコンディションの好転とともにタイム更新を重ね、最終的に3番手のタイムを記録して公式予選を終えました。#8野尻/小林組は6番手、#64バゲット/松浦組は8番手につけて、明日の決勝レースを迎えることとなりました。

66周で繰り広げられる決勝レースは明日8日(日)の午後3時(日本時間の午後5時)にスタートが切られる予定です。

Driver / Project Leader Comments

小暮卓史選手

♯17 ケーヒン リアル レーシング

クルマのパフォーマンスは良かったです。ぼくはレインタイヤで走ったのですが、2セット目に交換してコースインしたところ、前にクルマにひっかかってしまいました。タイヤの状態が一番良いラップにタイムが出せず、次の周でタイムを出さなければなりませんでした。もっと良いタイムが出せる感触があっただけに残念です。ただ、無事に塚越選手にクルマを渡すことができたので良かったです。ドライでもウェットでもクルマのパフォーマンスは高いと思うので、日本ではなかなか経験できないスコールさえなければ、良い結果が出せる手応えがあります。

塚越広大選手

♯17 ケーヒン リアル レーシング

走り出しからスムーズでした。小暮さんが難しいコンディションの中、レインタイヤでQ1を突破してくれましたが、路面が乾き始めていたので、僕はドライでいこうと決めました。途中で雨が一部で降ってひやひやしましたが、慎重にタイヤを暖めてアタックをしました。明日は好位置からスタートできるので、ドライでもウェットでも小暮さんと僕のそれぞれがやるべきことをやって、最低でも順位を落とすことなく、チャンスがあればもっと前でフィニッシュしたいと思っています。レース中にスコールだけは来て欲しくないですね。

佐伯昌浩

株式会社本田技術研究所 Honda GT プロジェクトリーダー

雨が降ったり止んだりで難しいコンディションでしたが、うまくまとめたチームがQ2に残ってくれ、最終的にコンマ1秒という僅差で3位に食い込みました。予選では路面温度が下がっていましたが、NSX勢は、もっと高温になることを想定したセッティングになっていたことも、ポールに届かなかった一因かも知れません。ここでの過去のリザルトを見ると、去年は2位、その前は3位と、NSXとは相性が悪くないコースですから、明日は優勝を狙います。

Result

順位No.マシンドライバータイム
137KeePer TOM'S LC500平川亮/N.キャシディ1'25.011
212カルソニック IMPUL GT-R安田裕信/J.マーデンボロー1'25.060
317KEIHIN NSX-GT塚越広大/小暮卓史1'25.124
46WAKO'S 4CR LC500大嶋和也/A.カルダレッリ1'25.183
538ZENT CERUMO LC500立川祐路/石浦宏明1'25.465
68ARTA NSX-GT野尻智紀/小林崇志1'25.762
864Epson Modulo NSX-GTベルトラン・バゲット/松浦孝亮1'31.038
1216MOTUL MUGEN NSX-GT武藤英紀/中嶋大祐1'31.574
13100RAYBRIG NSX-GT山本尚貴/伊沢拓也1'31.641

Starting Grid

No.チーム/ドライバーグリッド番号
17ケーヒン リアル レーシング(塚越広大/小暮卓史)3番グリッド
8オートバックス レーシング チーム・アグリ(野尻智紀/小林崇志)6番グリッド
64エプソン・ナカジマレーシング(ベルトラン・バゲット/松浦孝亮)8番グリッド
16チーム無限(武藤英紀/中嶋大祐)12番グリッド
100チーム・クニミツ(山本尚貴/伊沢拓也)13番グリッド
  • 難しい天候でも予選3番手を獲得したKEIHIN NSX
  • Q2アタックに向けて集中する塚越選手
  • ウェット路面の難しいQ1を5番手で通過した小暮選手
  • 決勝は6番手グリッドからスタートするARTA NSX
  • Q2のアタックを担当した小林選手
  • Q1で新品ウェットタイヤを投入するEpson NSX
  • MUGEN NSXは12番グリッドから初のタイラウンドをスタートする
  • 13番グリッドから決勝の追い上げを図るRAYBRIG NSX

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