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SUPER GT 500 第7戦 in チャーン・インターナショナル・サーキット
2017年10月08日(日)

塚越/小暮組、2ストップ作戦で3位表彰台へ上がる


  • 天候:
    雨のち晴れ

  • コースコンディション:
    ウェットからドライ

  • 気温:
    30℃(15時00分時点)

  • 路面温度:
    36℃(15時00分時点)

10月8日(日)、タイのブリーラム県のチャン・インターナショナル・サーキットにて、シリーズ唯一の海外戦である第7戦「Chang SUPER GT RACE」の決勝レースが行われました。天候は朝から晴れで、決勝レースは雲の切れ間から照りつける太陽の下でスタートするかに思われました。

ところがスタート30分前になって急に雨が降り始め、コースはウェットコンディションに。ほとんどのチームがレインタイヤを装着してスタートしました。

3番手スタートの#17 KEIHIN NSX-GT(塚越/小暮)は、スタートを務めた塚越選手がそのままポジションを守り、コースが乾き始めた13周目にピットインしてスリックタイヤへ交換、2ストップ作戦をとることになりました。一方、#64 Epson Modulo NSX-GT(バゲット/松浦)、#8 ARTA NSX-GT(野尻/小林)はレインタイヤのまま周回を重ね、ピットストップの回数を1回のみとする作戦を選びました。

塚越選手はスリックタイヤに交換するタイミングで事実上の順位を4番手に落としてしまいましたが追走を続け、フィニッシュまで27周の段階で2回目のピットインをして小暮選手に交代しました。その小暮選手も追走を引き継ぎ、残り2周となったところで前走するライバルがスローダウンしたすきに3番手に復帰、そのままチェッカーフラッグを受けました。

他のNSX勢では、7位に#100 RAYBRIG NSX-GT(山本/伊沢)、8位に#64 Epson Modulo NSX-GT(バゲット/松浦)が入賞し選手権ポイントを重ねました。次戦はシリーズ最終戦となり、11月11日〜12日にツインリンクもてぎで開催予定です。

Driver / Project Leader Comments

塚越広大選手

♯17 ケーヒン リアル レーシング

スタート前に雨が降ったのでレインタイヤでスタートしましたが、ウォームアップに時間がかかったうえクルマのバランスもアンダーステアが強い状態で厳しい戦いになりました。なんとか3番手のまま後半へつなぎたかったのですが、ドライタイヤへの切り替えのタイミングで順位をひとつ落としてしまいました。その後は、前との差が開かないように周回遅れの処理などに気を遣って頑張り、無事小暮さんに引き継げました。最後はラッキーでしたが頑張ったからこそ引き込めた幸運だと思っています。

小暮卓史選手

♯17 ケーヒン リアル レーシング

スタート前は、天気がどうなるのだろうと心配でしたが、みんな同じ条件だからと自分を落ち着かせてレースに臨みました。本当は優勝したかったし、優勝できるクルマに仕上がっていたと思います。クルマを引き継いでからは頑張って前のクルマに付いていき、抜くチャンスを狙っていましたが、順位を入れ替えるのは厳しい状況でした。それでも、現地のKEIHIN関係者が大勢応援に来てくれた前で表彰台に上がれて良かったです。最終戦はホームコースのもてぎで開催されますし、今回の勢いで優勝したいと思っています。

佐伯昌浩

株式会社本田技術研究所 Honda GT プロジェクトリーダー

レース前のスコールで、タイヤ選択やピットイン戦略が分かれ目のレースになってしまいました。その中で、17号車は安定したラップタイムを刻むセットアップと戦略で、幸運にも助けられスタートと同じ3位でフィニッシュできて良かったです。大勢の地元応援団がくるところで、シーズン前半強かったレクサス勢が上位に並ぶ中に食い込んでの3位入賞は最終戦へ向けて好材料だと思います。100号車もうまくコンディションに合わせて大きく順位を上げました。この勢いで、最終戦でも上位を目指して頑張っていきます。

Result

順位No.マシンドライバー周回数タイム/差
137KeePer TOM'S LC500平川亮/N.キャシディ661:42'48.674
26WAKO'S 4CR LC500大嶋和也/A.カルダレッリ6612.121
317KEIHIN NSX-GT塚越広大/小暮卓史6630.120
438ZENT CERUMO LC500立川祐路/石浦宏明6641.028
536au TOM'S LC500中嶋一貴/J.ロシター661'08.598
61DENSO KOBELCO SARD LC500H.コバライネン/平手晃平661'13.029
7100RAYBRIG NSX-GT山本尚貴/伊沢拓也661'14.712
864Epson Modulo NSX-GTベルトラン・バゲット/松浦孝亮661'27.292
118ARTA NSX-GT野尻智紀/小林崇志651Lap
1316MOTUL MUGEN NSX-GT武藤英紀/中嶋大祐651Lap
  • スタート前、雨に見舞われコース上はウェットに
  • 序盤の3位攻防を繰り広げるKEIHIN NSX
  • ラスト2周で3位に上がり、表彰台を獲得したKEIHIN NSX
  • 第3戦以来の登壇となる塚越/小暮両選手
  • 決勝では見事な走りを披露し、7位入賞のRAYBRIG NSX
  • 難しい路面の変化を1ストップで切り抜けたEpson NSX
  • タイヤ交換のタイミングが明暗を分けたARTA NSX
  • ドライバー交代直後、中嶋選手がドライブするMUGEN NSX

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