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ROUND 09

日本鈴鹿サーキット 三重県 2017.11.05(日)・JSB1000 決勝

高橋巧が2位/2位で入賞し年間チャンピオンを獲得

天候:晴れ 気温:17.1℃ 観客:15,500人

三重県の鈴鹿サーキットで開催されたシーズン最終戦。高橋巧(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)は、ワールドスーパーバイクへの2度目の代役参戦を終えて挑みました。高橋巧はランキング2位につけ、ランキングトップの津田(スズキ)を6ポイント差で追い、逆転チャンピオンを狙います。最終戦は2レースが行われ、それぞれにボーナスポイントが3ポイント加算されます。高橋巧は両レースで津田を制することが出来れば、今季未勝利の津田を抜いてタイトル決定となります。

この最終戦には、伊藤真一(Team SuP Dream Honda)やアラン・テシェ(F.C.C. TSR Honda France)などがスポット参戦して、華やかな顔ぶれが揃うことが発表されていましたが、テシェは木曜日の走行1回目で転倒し、ケガをしてしまったことで欠場することになりました。

2レース開催であることから、特別スポーツ走行として木曜日から走行を開始。高橋巧はトップタイムを記録して、順調な滑り出しを見せます。金曜日の走行でも1本目から好調をキープしてトップに立ち、2本目は4番手となりますが、総合ではトップタイムを記録します。

予選はノックアウト方式で行われ、Q1は山口辰也(TOHO Racing)が5番手、高橋巧が6番手、高橋裕紀(MORIWAKI MOTUL RACING)が7番手。10番手には清成龍一(MORIWAKI MOTUL RACING)が入り、上位10台が進出するQ2に挑みました。Q2は中須賀(ヤマハ)がトップとなり、高橋巧が4番手、清成が5番手、山口が9番手、高橋裕紀が10番手となりました。Q2の結果で第1レースのグリッドが決まり、Q1の結果で第2レースのグリッドが決まりました。

第1レースのサイティングラップでコース上にマシンがストップしたことでレースディレイ。8周のレースが7周と減算されてスタートが切られました。ホールショットは中須賀で、2番手に高橋巧、野左根(ヤマハ)が続きます。オープニングラップをクリアすると中須賀が逃げ、高橋巧、野左根、渡辺(カワサキ)、藤田(ヤマハ)が2番手を争います。その後方では、加賀山(スズキ)、津田、清成、山口、濱原(スズキ)が6番手争い。3ラップ目で野左根が高橋巧を抜き2番手に浮上し、中須賀は2分5秒台にタイムアップして独走態勢を築きます。中須賀、野左根、高橋巧、藤田、渡辺とポジションを入れ替えながら周回を重ね、6ラップ目に高橋巧は2番手を奪い返します。高橋巧が2位となり、山口が6位争いを制しました。続いて、清成が10位、高橋裕紀が11位、伊藤が13位でチェッカーを受けました。日浦大治朗(Honda 鈴鹿レーシングチーム)はピットインリタイヤとなりました。第1レースを終えて、高橋巧が174ポイント、津田が171ポイント。高橋巧はランキングで逆転トップに立ちます。

第2レースは20周で争われます。第1レースとは違う作戦が求められるレースですが、高橋巧は2列目からホールショットを決めてレースをリードします。トップ争いは高橋巧、中須賀、渡辺、野左根、藤田の5台となり、それを加賀山、山口、高橋、津田、濱原、清成が追いかけます。高橋巧は首位を守り続け、6番手に単独で津田が浮上。7番手争いを山口と清成が繰り広げ、高橋裕紀が単独9番手で周回を重ねます。15ラップを過ぎると高橋巧、中須賀、野左根が逃げ始めます。16ラップ目のシケインで中須賀、野左根が仕掛け、高橋巧は3番手に落ちますが、野左根が最終コーナーの立ち上がりで失速。16ラップ目は中須賀、高橋巧、渡辺、野左根、藤田のオーダーでトップ争いが続きました。中須賀がスパートをかけ、最終シケインで渡辺が高橋巧に仕掛けると、2番手に浮上します。17ラップ目で中須賀は単独トップとなり、渡辺、野左根、高橋巧、藤田が続きます。19ラップ目で野左根がコースアウト。中須賀がトップのままチェッカーを受けました。2番手争いは渡辺、高橋巧、藤田の争い。逆バンクで高橋巧が2番手に浮上し、最終シケインの攻防を制して2位となり、年間チャンピオンのタイトルを決めました。山口が6位、清成が7位、高橋裕紀が8位に入りました。

コメント

高橋巧
高橋巧「第1レースは最低限の仕事が出来たと思います。ポイントを逆転して第2レースを迎えることが出来て気持ち的には楽になったと思ったのですが、スタートが珍しく決まってしまい、自分でもびっくりしてしまいました。序盤で自分のペースでは逃げ切るのは難しいのがわかったので、中須賀選手の後ろで、前に出るチャンスを探ろうと思っていたのですが、逆のパターンになってしまいました。最終ラップでは渡辺選手が前にいましたが、周回遅れを使って、前に出ることが出来ました。勝ってチャンピオンを決めたいと思っていましたが、タイトルが決まって、ほっとしています。JSB1000は9年目で、初めてのチャンピオンなので、本当によかったと思います。支えてくれたすべての人に感謝します。ありがとうございました」

山口辰也
山口辰也「今季から変わった新型マシンで目標としていた2分6秒台を出すことが出来ましたが、ファクトリー車両が更に速くなっていて、そこに届くにはまだまだです。課題はわかっているので、それを解決してレベルアップするために、これからも努力したいです」

清成龍一
清成龍一「レースウイーク中の走行で3番手のタイムを記録するなど、前進していることを感じることが出来ましたが、それが決勝には出すことが難しかったです。タイヤの性能は素晴らしいものがありますが、路面温度などの変化の中で、マシンの状況に合わせて選択していくベースを探している状態です。今年1年、実戦でのデータを積み重ねて、来年につながる戦いが出来たと思います。市販のキット車、市販タイヤで、どこまで行けるのか、大きな挑戦をさせてもらっています。いつか、必ず、勝負できる状況を作りたいと思っています」

JSB1000 リザルト

Race1

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
11中須賀克行ヤマハ714'44.962
2634高橋巧Honda7+3.909
35野左根航汰ヤマハ7+4.133
423渡辺一馬カワサキ7+4.285
59藤田拓哉ヤマハ7+5.026
6104山口辰也Honda7+12.729
771加賀山就臣スズキ7 +12.980
812津田拓也スズキ7+13.278
950濱原颯道スズキ7+13.914
1088清成龍一Honda7+14.399
1172高橋裕紀Honda7+17.716
12090秋吉耕佑Honda7+20.296
1379伊藤真一Honda7+24.566
 
2129小島一浩Honda7+41.254
2213中津原尚宏Honda7+41.403
24080渥美心Honda7+47.272
25日浦大治朗Honda2+5Laps


Race2

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
11中須賀克行ヤマハ2042'24.991
2634高橋巧Honda20+2.42
323渡辺一馬カワサキ20+2.606
49藤田拓哉ヤマハ20+3.375
512津田拓也スズキ20+24.774
6104山口辰也Honda20+28.65
788清成龍一Honda20+32.828
872高橋裕紀Honda20+39.588
950濱原颯道スズキ20+42.659
105野左根航汰ヤマハ20+46.046
 
13090秋吉耕佑Honda20+1'02.890
1729小島一浩Honda20+1'36.638
18080渥美心Honda20+1'36.928
2013中津原尚宏Honda20+1'53.269
2879伊藤真一Honda17+3Laps
25日浦大治朗Honda1+19Laps

JSB1000 ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
1634高橋巧Honda199
212津田拓也スズキ190
323渡辺一馬カワサキ188
49藤田拓哉ヤマハ161
55野左根航汰ヤマハ155
61中須賀克行ヤマハ143
750濱原颯道スズキ139
8104山口辰也Honda110
972高橋裕紀Honda105
1071加賀山就臣スズキ98
1188清成龍一Honda92
14090秋吉耕佑Honda88
18080渥美心Honda56
21 79 伊藤真一Honda44
22 25 日浦大治朗Honda39
2831関口太郎Honda17
29 57 安田毅史Honda15
3142中村知雅Honda14
3729小島一浩Honda9
3913中津原尚宏Honda6

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高橋裕紀

秋吉耕佑

小島一浩

渥美心

中津原尚宏

伊藤真一

日浦大治朗

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