コメント

國峰啄磨
「前戦の岡山国際から車体セッティングの方向を悩み、思うように仕上がることが出来ませんでした。レースウイークからセットを進め、決勝が一番いい状態ではありましたが、初めての腕上がりを経験してしまい、思うように車体が出来上がっていないことで、自分の走りが出来ませんでした。タイトルを取るためには勝つしかなかったので、優勝を目指しましたが、届きませんでした。チャンピオンになるために足りないものを補う努力をして、また1番を目指したいです」

名越哲平
「優勝を目指した最終戦ですが、苦しいレースウイークになってしまいました。自分の思うようなセットが見つからずに、メカニックや本田重樹会長に相談に乗ってもらい、いろいろなことを試しました。サスペンションセッティングに関して、フロントかリヤかに問題がありましたが、どちらかを見極めることが難しかったです。決勝では大きくセッティングを振って挑みました。しかし、思うようにはいかず、グリップが掴めなくて我慢のレースになってしまいました。来季に向けて、しっかりとセッティングが出来るように努力したいと思います」

星野知也
「スポーツ走行では5番手のタイムを記録出来て、調子は上向いていたのですが、予選の転倒で左手を痛めてしまい、血がなかなか止まらない状態で、ゴム手袋を加工して決勝に挑みました。予選順位が悪かったので、追い上げのレースになりましたが、雨だけでなく、ドライコンデションでも速さを示したいという思いもあり、最後までポジションアップを目指しました。6位は目指していた順位ではありませんが、走り切ったという充実感はあります。しっかりとケガを直して、来季に備えたいと思います」