国内フォーミュラ Honda Racing
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小暮卓史 第5戦 オートポリス
 
写真提供:ARTA Project

<予選>
 予選1回目。昨日まで、2セッションともトップタイムをマークすることができて、いい流れを作れました。
 そんな中で1セット目のアタック。2位以下を1秒近く引き離してトップを獲ることができました。2セット目のアタックは残念ながらトラフィックにあってしまい、タイムは出せませんでした。

 予選2回目。マシンフィーリングを確かめて、3セット目のアタックは、残り時間11分のところでコースイン。1セット目のタイヤとほぼ同じ1分33秒4のトップタイムを出せましたが、感覚的にはあと0.3〜0.4秒、32秒台にも届きそうな感じでした。
 この時点で2位とは0.5秒近く差があり、4セット目のタイヤはアタックせず、明日のために残しておくことにしました。こんな余裕のあることができたのも、チームの努力おかげであり、心から感謝しています。結果はもちろんポールポジション!

写真提供:ARTA Project

<決勝>
 今朝のフリー走行まで、すべてのセッションでトップタイムだったことから、自信を持って臨めた決勝。マシンが重い状態でもかなりの速さがあることも確認済みでした。
 そしてスタート。まあまあのスタートでしたが、無難にこなせました。2番手のマシンに並ばれかけたものの、自分自身としては冷静でした。しかし、2番手のマシンが横から迫ってくるように幅寄せをしてきたため、接触してしまいました。マシンは大きなダメージを負ってしまい、その影響を受けて1コーナーでスピンをしてしまいました。残念ながらこの時点で優勝争いから脱落してしまいました。
 その後、思うように走らないマシンをコントロールしながら、なんとか走行を続けましたが、上位進出は難しかったです。おまけに最後は他車に当てられてコースアウト。レースは終了となってしまいました。

 今回は本当に悔しかったです。しかし、僕はこの思いをバネに次こそは優勝するつもりです。応援をよろしくお願いします。

 
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