国内フォーミュラ Honda Racing
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伊沢拓也 第5戦、第6戦 ツインリンクもてぎ
 

 みなさんこんにちは。伊沢拓也です。
  5月27、28日にツインリンクもてぎで全日本F3選手権の第5戦と第6戦が行われたので報告します。
  前回のレースの後にはもてぎで合同テストが行われ、良い感触を得ることができました。今回は自信を持ってレースウィークを迎えることができました。

写真提供:ARTA Project

<予選>
 この週末は、天気が不安定ではありましたが、予選はなんとかドライコンディションで行われました。
  1回目(第5戦)の予選は、まずまずのアタックができましたが、タイムがかなり接近していたので、わずかな差で7番手となりました。あと0.1秒速ければかなり前のポジションにいけたと思うと、悔しい思いでした。
  2回目(第6戦)の予選は、自分の判断でセッティングを少し変更していきましたが、それが裏目に出てしまい、なかなかタイムを上げることができませんでした。あきらめずアタックを続けましたが、1回目のタイムは上回ったものの、6番手という結果になってしまいました。予選は2回とも最低でも2列目までに並びたかったので、非常に残念でした。決勝ではチャンスを探って上位を目指すことに集中しました。

写真提供:ARTA Project

<決勝>
 27日に行われた第5戦の路面はウエットコンディションでしたが、雨は降ったり止んだりでした。路面はところどころ乾き始めていたので、レースはとても難しいコンディションの中で行われました。スタートでは、エンジンの回転数を低くし過ぎてしまい、エンジンをストールさせてしまいました。すぐに再スタートできましたが、ポジションをかなり下げてしまいました。その後は追い上げを狙ったのですが、全くペースを上げることができず、自分のミスでコースアウトしてしまったり、マシンにトラブルが出たりと、いいところなく13位でレースを終えることになりました。

 28日に行われた第6戦は、完全なウエットコンディションでのレースとなりました。
  この日のスタートはうまくいき、1コーナーで3位の選手に並ぶことができましたが、オーバーテイクすることはできず、4位で1周目を終えました。
  しかし、その後はペースがあまり良くなく、前との差が開いていってしまい、レース中盤には5番手の選手に抜かれてしまいました。レースが進むにつれてペースは少しずつ良くはなっていきましたが、トップの選手のようなペースでは走れず、結局5位という結果になってしまいました。

 今回は思ったような結果が残せず、自分で納得のいく走りもできなかったので、悔しさだけが残るレースウィークとなってしまいました。第6戦では4位のポジションは守れたはずなので、それができなかったということはまだまだ自分に足りない部分があるのだと思います。
  次のラウンドの岡山は、所属している戸田レーシングの地元なので、なんとしても良い結果を出したいと思います。応援よろしくお願いします。ありがとうございました。

 
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